電車ネタをもう一つ
少し前ですが
朝、弊社の六甲道店へ行くために
近鉄の鶴橋駅でJR環状線へ乗り換えるため
ホームを歩いていました。
すると、普通の近鉄電車とボディカラーの違う
不気味な電車が止まっています。
普通の近鉄電車は赤と白のツートンですが
ほとんど赤一色、
しかもその赤が少し濃くて汚い印象です。
前へ回って先頭車両を見ると
行先表示のところに
『鮮魚』とあります。
「せんぎょ~」思わずうなりました。
列車の中をみると
1両に2~3人乗っていて
みな、ブリキの大きな箱を積んでおいています。
なるほど、そういえば子供のころ母親が
「あそこの魚屋は伊勢の漁師やから新鮮やけど
2時ごろ売切れたら帰ってしまう」と
言っていたのを思い出しました。
恐るべし伊勢の漁師さん
自分で釣って自分で大阪まで売りに来てるのか~
おそらく漁師の奥さんが売りに来てる場合が多いと思いますが…。
しかし、このトラック輸送全盛の時代に
いまだそんな電車があったんですね。
ネットでいろいろ調べましたが
1963年ごろからあるそうで、
これもまた古き良き時代の遺産かもしれません。

写真は近鉄のHPから
私の見た列車はこんなに綺麗ではなく
もっとボロボロでした。