【猫好き必見】猫と暮らす家にリフォームするときの5つの工夫

室内でペットを飼っていると、家をより快適な環境に整えてあげたいと考える方は多いのではないでしょうか。 特に猫と暮らしている場合、習性に合わせた家にリフォームすることでお互いに心地良く生活できるようになります。 今回は、猫のためのリフォームの工夫と注意点についてお伝えしますので、ぜひ確認してみてください。


この記事は約6分で読み終わります。

猫と暮らすリフォームの5つの工夫

ペットとしても人気の猫ですが、さまざまな習性をもっているため、一緒に暮らすには環境を整える必要があります。

リフォームを工夫することで、お互いに快適な生活が送れるようになります。5つの工夫を見ていきましょう。

キャットウォーク

猫は高いところが好きで、見晴らしの良い場所を好む習性があります。これは、祖先から引き継いでいる本能的な部分が大きく関与しているためです。

この特性をもつ猫にとっては、広いスペースではなく縦に移動できる動線が確保されていることが大切になるでしょう。

そこで活躍するのがキャットウォークと呼ばれる猫専用の足場です。

キャットウォークの設置により、猫の運動不足やストレスの解消にも役立ちます。また、本棚や飾り棚などの収納と組み合わせることでおしゃれなインテリアにもなります。

キャットタワーなどと合わせれば、行動範囲がさらに広がり猫にとって快適な環境となるでしょう。

また、透明なアクリル素材だと下から猫の姿を眺められるため、どこに登っているのかを確認でき、何より下から見た可愛い姿や肉球まで見られるようになります。

ただし、動線上に機械類や食器など壊れやすい物があると危険なこともありますので、設置する場所や位置には注意してください。

猫階段

キャットウォークと一緒に設置すると移動がより自由になります。

こちらも運動不足やストレス解消の役割も果たし、高い場所が好きな猫にとっては階段の途中で気持ち良く昼寝をすることもあるでしょう。

2階とつなげるのも行動範囲が広がるため、おすすめです。猫が2階まで移動しても問題ないのであれば、ぜひ設置してあげたいですね。

猫用ドア

冷暖房をつけているとき、留守のときでも猫が自由に出入りできる猫用ドアは、既存の扉に設置することもできます。

猫用ドアがあれば、好きなタイミングで快適な場所へ自由に移動できるので、猫にとっても便利です。

DIYでも設置は可能ですが、作業に慣れていないと隙間ができたりキレイな仕上がりにならなかったりと不満が残る可能性が高いため、やはり業者に依頼するのがおすすめです。

ひなたぼっこスペース

猫にとってひなたぼっこは欠かせません。

大好きな陽の光を浴びて気持ち良く過ごすためにも、日当たりが良いところにスペースを確保しましょう。

より快適な空間にするためには、肌ざわりの良い無垢素材のフローリングがおすすめです。

無垢フローリングは、暖かで蓄熱性が高く太陽光(紫外線)を吸収するため、猫にとって快適なひなたぼっこスペースになるでしょう。人間よりも猫の方が床に接することが多いため、素材の違いは意外と重要になります。

自然光の入る場所にソファやクッションを置くのも、手軽でおすすめです。

傷や臭い、汚れがつきにくい床や壁

床や壁の材質を変えることによって、猫と一緒に暮らす上で起こる掃除の負担を軽減できます。

トイレ、吐き戻し、抜け毛などの問題は必ず発生するため、少しでもお手入れが簡単な方が良いでしょう。

消臭機能のある壁紙を使用すると、臭いが軽減できます。また、トイレやゲージ周りなどの猫専用スペースへ部分的に使用できるためおすすめです。

障子を使用しているお宅では、丈夫で破れにくいプラスチック素材の障子に替えることで、部屋の見栄えをキレイに保てるでしょう。

抜け毛に関しては、猫種によっては、まめなブラッシングをしていても、散らかることもあります。対処方法として、段差や隙間がない床にすれば、抜け毛の掃除がしやすくなります。

吐き戻しやトイレの失敗などは、ビニール製のクッションフロアを使用することで、液状汚れや抜け毛の掃除がしやすいです。

さらに、弾力性があり滑りにくいため、ジャンプや飛び降りることの多い猫の足腰に優しい素材です。また、足音が目立ちにくくなるため騒音を減らす目的にも有効です。

目次へ

猫を安心させるためのリフォーム中の注意点

リフォームを行う際、猫は環境の変化に敏感であることに気を付けておかなければなりません。

リフォームを行うと騒音、粉塵などでストレスがかかったり病気になったりする可能性があります。

しかし、工事中の猫の体調不良などは飼い主の自己責任です。リフォーム会社に責任をとってはもらえません。

その点を踏まえて、どのような対策が必要なのかを紹介します。

騒音の対策

聴覚が発達していて、大きな音が苦手な猫にとって騒音は大きなストレスとなります。

そこで、リフォーム会社にはあらかじめ相談しておき、工事の音はできるだけ小さく抑えてもらうように相談しておきましょう。

猫の性格によってはすぐに音に慣れてしまうこともありますが、用心に越したことはありません。

猫を工事の部屋から離れた場所に移動させて、完全隔離するのがベストですが、難しい場合は工事範囲を狭くして短時間で徐々に施工してもらうという方法もあります。

環境や工事範囲などに合わせて対策を考えましょう。

飛び出しへの対策

工事中は作業のためドアが開けっぱなしになることもありますので、脱走しないよう対策をする必要があります。

飛び出さないようケージに入れておけば迷子になる心配はありませんが、粉塵や音など工事に伴うストレスは避けにくいでしょう。

多くの精神的な負担が同時に発生する状況になりますので、工事期間中はペットホテルや親戚に預けるのが最も猫や人間にとって最適な対応となります。

目次へ

猫と暮らす家のリフォームをするなら

猫と快適に暮らすためのリフォームには、上記で説明した工夫以外にも家や環境に合わせたプロのアドバイスが必要になることも多くあります。

そこで重要なのがリフォーム会社選びです。技術や経験は会社によって違うため、どこに依頼しても同じというわけではありません。

一度、ナサホームへご相談ください。年間約7750件もの豊富なリフォーム実績があり、経験も技術も十分にあり安心して任せて頂けます。

さらに、猫と快適に暮らすためのさまざまなアイデアを提案でき、最善の施工が可能です。施工事例を紹介しますので、ご覧ください。

・消臭効果のある天井材や自然素材をご提案
こちらの施工では、快適に暮らせるよう消臭効果を高めただけではなく、元々の家のつくりを生かしたリフォームを手掛けています。

愛猫と暮らすリビングリフォーム

・リビング、ウォークインクローゼット、寝室までつながるキャットウォーク
こちらは全面改装で快適な動線を追求し、猫のためのキャットウォークもお洒落に配置されて素材にもこだわりが詰まっています。

ご要望に応じた収納スペースを確保しつつ、アドバイザーによる洗練されたデザインにより機能的でオリジナリティのあるリフォームを実現しました。ぜひご覧ください。

動線を重視したアクセントクロスが映える全面改装

目次へ

まとめ

今回は猫と暮らすための家のリフォームについて説明してきました。

猫の習性に合わせて、キャットウォークや猫用ドアを設置するだけでなく、素材を考慮し、壁や床の張り替えを行うだけでも快適に過ごせるようになります。

工事をする際はストレスもかかるため、さまざまな面で相談ができる施工会社に依頼する方が良いでしょう。

猫のためのリフォームをお考えの方は、ぜひナサホームにご相談ください。