間仕切りリフォームで部屋を使いやすく!種類と費用はどれくらい?

子どもが成長するにつれて自分の部屋を欲しがるようになったなど、ライフステージの変化に合わせて、部屋を増やす必要性が出てくることが多いのではないでしょうか。 部屋の数を増やすには、間仕切りを設けて部屋を仕切る方法があります。具体的に、どのような間仕切りリフォームをすると良いのか、今回の記事で詳しく紹介します。


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6種類の間仕切りリフォームの種類と費用

間仕切りリフォームには、以下のような方法があります。部屋の雰囲気や好みによって選ぶと良いでしょう。

間仕切りドア

間仕切りリフォームの中でも、比較的空間をはっきり分けられるのが間仕切りドアです。部屋になじみやすいうえ、さまざまなデザインの商品があるので、違和感なく利用できます。

引き戸タイプや折れ戸タイプであれば、必要なときだけ閉め、広く使いたいときは間仕切りドアを開けておくことで広い空間を確保できるため、部屋の用途が広がるでしょう。

素材は、木質系・アルミ枠・ガラス・樹脂など、さまざまなタイプがあります。

ガラス素材のドアは防音性があるうえに、部屋の中に光を取り入れられます。同じガラス素材でも、すりガラスであれば寝室などの目隠しにもなるでしょう。

設置の際は部屋の中にレール枠を取りつけ、ドアをはめ込めば完成です。費用相場は15万円から20万円程度かかります。

格子戸

格子戸とは、木材が格子状になるよう、竪(たて)と横に組んだ引き戸です。最初に京都の町家で流行し、その後、宿場町を中心として全国に広がったといわれています。

格子戸の間仕切りは、和室や和テイストの部屋によく使われています。

ただ格子戸のデザインは幅が広く、伝統的なデザインから洋風のものまであるので、選び方によっては洋室ともうまく調和するでしょう。

格子戸の種類は、ガラスがあるタイプとないタイプ、また通常のガラス、すりガラス、色ガラスなどさまざまです。通気性や目隠し効果をどの程度重視するかによって選ぶと良いでしょう。

設置費用は間仕切りドアと同様に、15万円から20万円程度です。

障子・ふすま

障子もふすまも、日本の家屋になじみ深い間仕切りとして、古くから親しまれています。どちらも和室スペースがある住宅におすすめです。

近年では和室と洋室の双方に対応できるよう、片面のみ洋風デザインになっているものもあり、インテリア選びの幅が格段に広がっています。

障子もふすまも周囲の音や気配を感じやすく、部屋を仕切りながらも家族の気配を感じながら生活できるでしょう。

ただし、和紙でできている箇所が多いことから破れやすい点には注意しなければなりません。また、障子は光と風を通しやすいため、エアコンの空気が外に漏れてしまうことがあります。

設置費用の目安は、障子が1枚あたり4万円から5万円程度、ふすまが3万円から5万円程度です。設置場所の面積が広いと、必要な枚数も増えますので、その分費用も高額となります。

パーテーション

パーテーションは手軽に部屋の間仕切りができる便利なアイテムです。部屋の一角にPCコーナーや書斎を作る際などに適しています。

引き戸式やパネルタイプなどがあり、設置の仕方を工夫することで部屋を複数の空間にわけられるでしょう。費用相場は、15万円から20万円程度です。

ガラス素材や半透明タイプのパーテーションを選べば、圧迫感がなく太陽光も取り入れられるので、部屋を仕切りながらも明るい空間が保てます。

光だけでなく、風を通すタイプのパーテーションもあります。生活スタイルや好みに合わせて選びましょう。

アコーディオンカーテン

アコーディオンカーテンは、伸縮できるカーテン状の間仕切りです。パーテーションと同様、比較的手軽に取りつけられます。

使用しないときはコンパクトに折りたためるため、部屋をすっきり見せられるでしょう。

種類は天井にレールを取りつけるタイプと、吊りパイプを取りつけるタイプがあります。エアコンの節電や光の漏れを気にするのであれば、天井まで高さのあるレールのものを選びましょう。室内の圧迫感を減らしたいのであれば、吊りパイプのものがおすすめです。

アコーディオンカーテンは色や素材が豊富なため、部屋のインテリアに合わせて選ぶと良いでしょう。

設置費用は2.5万円から10万円程度で、間仕切りの中でも比較的費用を抑えながら設置できます。

壁の設置

間仕切りを開閉する予定がなく、部屋を完全にふたつにわけたいときは、壁を新たに設置する方法もあります。遮断性が高く、防音やプライバシーの確保には最適です。

ただし、壁があると部屋が狭くなり圧迫感を感じやすくなります。また、撤去したいと思っても簡単には動かせず工事などが必要になるため、壁を設置する際は慎重に検討しましょう。

設置費用は、8万円から25万円程度です。

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間仕切りリフォームの施工事例

ここまで間仕切りリフォームの種類を紹介しましたが、具体的にどのような施工例があるのかを見ていきましょう。

解放感のある可動間仕切りでフレキシブルな空間に

可動間仕切りでフレキシブルな家

将来お子様が独立されたときなど、生活スタイルの変化に対応できるよう、リビングに繋がる部屋に可動間仕切りを設置しました。間仕切り戸は天井まであり、開いたときの解放感が抜群です。

もともと和室だった部屋は洋室に変わり、ご夫婦の寝室となっています。ベッドを移動させて間仕切りを開けると、ワンルームとしての利用も可能です。

スリット格子間仕切りで和モダンなリビング

スリット格子間仕切りでモダンな1LDK 

リビングと和室の間に間仕切りがなかったため、空間に調和するスリット格子間仕切りを導入しました。

この格子間仕切りが双方の部屋に調和をもたらし、モダンな空間を作り出しています。

さらに、照明を間接照明とダウンライトのみにすることで非日常的な雰囲気を醸し出し、まるでバーにいるかのような時間が流れます。

ホワイトの可動間仕切りで広がりのあるリビング

ホワイトの可動間仕切りでリフォーム 折れ戸タイプ

和室とリビングの間の間仕切りを可動間仕切りにしました。

壁や天井と同じホワイトにしたことで圧迫感を感じることなく、ドアを閉めても開放的なリビングとなっています。生活スタイルに合わせて開閉できるので、部屋の活用法がますます広がりました。

間仕切りは折れ戸タイプで、折れ戸を畳んだときの長さ(たたみ代)も少ないので、部屋が広々としているように感じられます。

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間仕切りリフォームをするならナサホームがおすすめ

部屋に間仕切りを設けるリフォームをお考えなら、ぜひナサホームにご相談ください。

ナサホームでは、1996年の創業以来約62,000件以上もの施工実績を誇り、年間で約7,750件のご依頼を承っております。

20年以上の経験と高い技術力で、お客様のご希望や生活スタイルに沿った、間仕切りリフォームの最適なプランをご提案いたします。

ショールームは全店舗が駅直結、もしくはアクセスしやすい立地であり、お仕事帰りやお買い物の途中など、ご都合の良い時間帯に気軽に足を運んでいただくことが可能です。

間仕切りの設置や変更といった小規模のことから、間取りの変更をともなうような大規模なリフォームまで、どうぞお気軽にご相談ください。

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まとめ

間仕切りのリフォームは比較的簡単に設置できるものから、間取りを変更するようなものまでさまざまです。

自宅の間取りや家族の希望、予算などと照らし合わせながら、ライフスタイルに合った間仕切りを設置することで、毎日の生活がより快適になることでしょう。

リフォームを行ううえで不安なことや疑問点がありましたら、ぜひナサホームへご相談ください。創業以来、長年培った提案力と技術力で、よりご希望に沿った空間を実現いたします。