階段下のデッドスペースは収納に最適!リフォームのすすめ

住み始めたうちはちょうど良いと感じていた家でも、長く住むことで物が増え、狭く感じたり、収納場所が足りなくなったりすることもあるのではないでしょうか。 そんなときは、階段下のデッドスペースを有効活用をご検討ください。リフォームすることで新たな収納スペースを確保できるかもしれません。 今回は、階段下の活用方法や、リフォーム時の注意点について解説します。


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階段下のデッドスペース活用方法とは

階段下のデッドスペースは、階段の形状にもよりますが一定の広さがあり、リフォームすることでさまざまな用途に活用できます。

では、階段下デッドスペースの主な活用方法を紹介します。

使い勝手抜群の収納スペース

階段下は、収納スペースとしてリフォームすることが多いです。収納スペースがなく部屋の隅などに置いているものを階段下のデッドスペースに収納すれば、見た目もスッキリします。

また、掃除機などの生活用品は日常で使う頻度が高い一方で、あまり見えやすいところには置きたくないと感じる方も多いでしょう。階段下なら出し入れもしやすく、扉を設けることで見せたくないものを隠しながら収納できます。

見せる収納を作りたい場合にも、階段下はおすすめです。リフォームで本棚や飾り棚などを設置すれば、オシャレな空間に彩れるでしょう。

子どもの勉強スペースに

リビングに階段がある場合は、階段下のスペースに学習机を置いて子どもの勉強スペースとして活用する方法もあります。

近年では、子どもが部屋で勉強するよりもリビングで勉強する方が集中しやすく、親の目が届きやすいということで、リビング学習が注目されています。

子ども部屋がすでにある場合でも、階段下のスペースを活用してリビング学習を取り入れてみてはいかがでしょうか。

リビング学習を行うにあたり、リビングに勉強道具を置くと部屋が散らかってしまうという不安もあるかもしれません。しかし、階段下はもともと使っていなかったデッドスペースだったため、勉強道具を置いても特に邪魔に感じることは少ないでしょう。

ちょっとしたワークスペースに

新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、テレワークとして自宅で仕事を行う方が増えました。

中には自宅で仕事に集中できるスペースがなくて、お困りの方も少なくないのではないでしょうか。そのような状況であれば、階段下をワークスペースとして活用するのがおすすめです。

階段下のスペースなら広すぎず狭すぎず、ノートPCや書類を広げて作業するのにちょうど良いサイズ感で集中できます。段差を上手く活用して棚や机などを造作すれば、より仕事に使いやすい空間にできるでしょう。

また、ワークスペースのほかにも、趣味に没頭したり読書をしたりといった空間に活用するのもおすすめです。

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階段下に収納スペースを作るメリット・デメリット

工夫次第で様々な活用ができる階段下のデッドスペースですが、実際に収納スペースを作る際に得られるメリットとデメリットについて見ていきましょう。

収納スペースを作るメリット

階段の形状にもよりますが、階段下のスペースはある程度の広さがあります。そこを有効活用することで、大容量の収納スペースを作れます。

とくに階段の勾配が急な場合にはデッドスペースが広く、収納スペースとして活用するメリットが大きく感じられるでしょう。

また家族が成長すると、現在よりもさらに多くの収納スペースが必要になることもあります。階段下に収納スペースを作っておくことで、そのようなライフステージの変化にも対応できます。

収納スペースを作るデメリット

有効活用しやすい階段下のデッドスペースですが、階段の形状によっては、収納スペースを作ることが難しい場合があります。

たとえば、直線階段の側面に扉を取り付けられず、裏側に扉を取り付けることになった場合、奥に行くほどスペースが狭まってしまいます。

そうなると小さいものを奥に収納し、大きなものを入口付近に収納することになります。物の出し入れがしにくく、収納できるアイテムも限られ、逆に使いにくい空間になってしまいます。

このように、どんな階段でもデッドスペースを有効活用できるとは限らず、スケルトン階段など、リフォームそのものが難しい場合もあります。

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階段下のリフォームをするときの注意点

階段下をリフォームするときは、以下の点に注意しましょう。

階段の強度が落ちる可能性がある

階段下には通常土台が入っており、階段の強度を保つ役割を果たしています。リフォームの際はその土台を撤去することになるため、強度が落ちないか事前に確認することが必要です。

もし、土台を撤去することで十分な強度を保てなくなるようであれば、階段ごとリフォームするといった大掛かりな工事になり、工事費用も高額になる可能性があります。

湿気対策を行う

階段下は風通しがあまり良くないため、収納スペースを設けるのであれば湿気対策もあわせて行う必要があります。

湿気対策をせずに衣類や革製品などを収納しておくと、カビの発生原因にもなるため注意しましょう。

広いスペースでは照明が必要

広いスペースになる場合には、奥の方などが暗くて見えにくいこともあります。

懐中電灯を使って探し物はできますが、片手がふさがり支障が出るため、照明器具を取り付けると便利です。

配線を引くと費用がかさむという場合は、電池式のライトを取り付けることも検討しましょう。

業者選びは慎重に

リフォームは業者によって費用や細かい施工内容が異なるため、業者選びは重要です。

しかし、最適な費用や施工内容がわからないという方も多いのではないでしょうか。そのため、複数の業者で見積りを取ることをおすすめします。そうすれば費用やプランを比較できるため、適切な業者に依頼できます。

また、費用が安いからといって良心的な業者とは限りません。スタッフの対応や工事方法なども加味したうえで決めるようにしましょう。

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階段下デッドスペースを活用してリフォームをするならナサホームへご相談を

階段下のデッドスペースをできるだけ活用したい方や、収納スペースが少なく頭を抱えている方は、リフォームがおすすめです。階段下をリフォームして収納スペースを作れば、使い勝手も良くデッドスペースを有効活用できます。

収納のほかにも、子どもの勉強スペースやテレワークをするときのワークスペースとしても活用するなど、階段下は汎用性が高いです。階段下のデッドスペースをリフォームすることで、これまでよりも快適な暮らしを実現できるでしょう。

ただ、リフォーム後のイメージが上手く湧かないという方や、「こんな風にリフォームしたい」という希望があっても、それが可能なのかどうか分からない方も多いのではないでしょうか。また、工事費用もどのくらいかかるのか気になるところです。

こういったリフォームの疑問や不安があれば、ぜひ一度ナサホームにご相談ください。ナサホームでは専門知識をもつスタッフが現地調査を行ったうえで、プランニングを行っております。

専任のアドバイザーがヒアリングするため、予算や希望するデザインに合ったプランの提案が可能です。具体的なリフォームのイメージが湧かない場合でも、どのようなリフォームが合っているのかアドバイスをさせていただきます。

見積りに関しては項目を細かく提示し、何にどのくらいの費用がかかるのか明確に分かるため安心していただけます。階段下のリフォームを検討しているなら、ぜひナサホームにおまかせください。

まとめ

階段下のデッドスペースをリフォームすれば、広い収納スペースとして活用可能です。出し入れもしやすいため、シーズンオフの衣類や家電までさまざまなものを収納できます。

階段下は、机を設置すれば勉強スペースやワークスペースとしても使えるため、汎用性が高い 空間です。家が手狭に感じているのであれば、ぜひ階段下のリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。