床下収納は必要?リフォームする際のポイントや費用を解説!

豊富な収納は便利ですが、あまりにも目につく場所に増やすと生活感が出たり、圧迫感を覚えたりするものです。部屋の景観を変えずに収納を増やす方法のひとつとして、床下収納はいかがでしょうか。 床下収納というと戸建ての設備というイメージをもつ方も多いのではないでしょうか。しかし、マンションであってもリフォームによって設置できます。 ここではリフォームで床下収納の後付けを検討している方へ、費用相場や施工時のポイントについて紹介します。


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床下収納を作るメリット

収納スペースの作り方は、多種多様です。階段下やちょっとした隙間を活用する方法もあれば、あえて見せるスタイルでおしゃれに仕上げる場合もあります。

床下収納も賢い方法のひとつです。ほかの方法と比べて、以下の3つのメリットがあげられます。

収納スペースが増える

床下収納は、設置場所によっては大きなスペースが生まれます。そのため、多少かさばるものであってもキレイに収納できます。

普段からあまり使わないものを入れておけば、普段使い用の収納スペースを圧迫することがありません。

たとえば以下のアイテムは、使用頻度が少ないため床下収納に最適です。

・季節用品
・保存のきく食品
・子ども用の日用品

お正月や運動会の時期にしか使わない重箱などの季節用品は、床下収納にしまっておくのがおすすめです。また、調味料など保存のきく食品は安いときにまとめ買いして収納しておけば、なくなる度に重いものを買いに行く必要がありません。

子ども用の日用品の保管も床下収納が活用できます。例えば、赤ちゃん用品などは必要になるときまで保管しておくことで、兄弟姉妹で同じものを愛用できるでしょう。

デッドスペースを活用できる

収納家具を置くと、利用できる部屋の面積が狭くなるうえに圧迫感が出てしまいます。日常的に使用するものはともかく、年に数回しか使用しないものは目立たない場所へ収納したほうが良いでしょう。

床下収納を利用すると、生活スペースを狭めることなく多くのアイテムを収納できます。階段下を活用する場合と同じく、普段は使用しないデッドスペースの活用につながります。

人目につかない場所で保管ができる

近年は「見せる収納」を楽しむスタイルも人気ですが、なかには人目に触れたくないものもあるのではないでしょうか。おしゃれな収納ボックスに入れて隠すとしても、家具の選び方次第で不格好なインテリアになりかねません。

そんなときも床下収納に保管しておけば来客時も見られずに済むうえ、小さな子どもが開けてしまうリスクも減らせます。

蓋が目立つ場合も、上からラグなどを被せるだけですっきりと隠すことが可能です。

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床下収納のリフォーム費用相場

床下収納はキッチンにあるもの、というイメージを持っている方もいるでしょう。近年はキッチンに限らずリビン グや和室にも設置が可能です。

費用は設置方法や種類によって異なるため、事前にある程度の相場を知っておきましょう。

この項目では、床下収納の種類をふたつに分けてリフォーム費用の相場を紹介します。

固定式の床下収納を設置する場合

床下収納の基本的なタイプは、床下に専用の収納ボックスを取り付ける固定式です。蓋の開け方によってさらに以下の3種類にわけられま す。

・横に滑らせて開けるスライド式
・蓋の取り外しができる置き蓋タイプ
・蓋が扉のように開くタイプ

設置する場所や使用者に合わせて、使い勝手の良いタイプを選びましょう。固定式は専用のボックスを使用するため、表面の抗菌加工でカビのリスクを軽減してくれます。

床を解体する場合、費用は工事費用込みで約10万円からが相場です。ボックスの商品代自体は5万円前後で、サイズ(大きさ・深さ)によって変動し ます。

蓋の取り外しができる置き蓋タイプが最も安価な傾向にあるため、費用重視で検討したい方におすすめです。

和室などに床下収納を設置する場合

和室に床下収納を設置する場合は、引き出しタイプが定番です。床を解体して収納の土台を作る必要があるうえ、オーダーメイドとなるため費用は約10万円からと見ておきましょう。

和室が小上がりタイプになるためインテリアとしても楽しめます。

以下、実際にナサホームで行った施工事例を紹介します。

・段差を付けた和室で大容量の収納

この施工では配管の位置などによる制限がなく、深さ・広さをしっかりと確保できることが特徴です。季節ものの家電やレジャー用品など、長さや幅のあるものを収納できます。

おしゃれで大容量の床下収納リフォームを検討している方は、ぜひナサホームへご相談ください。

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床下収納をリフォームする際のポイント

床下収納をリフォームで設置する際は、いくつかのポイントに注意しましょう。理想像をある程度固めておくと失敗のリスクが減り、希望どおりの収納量を実現できます。

リフォーム前に情報を整理すべきポイントは、以下のとおりです。

何を収納するのかイメージする

床下収納は固定式もさまざまなサイズバリエーションがあり、収納したいものに合わせた大きさで設置できます。オーダーメイドともなれば、大きさや深さの自由度がさらにアップします。

最適な大きさで設置するために、まずは何を収納するためのスペースなのか、収納したいものをイメージしましょう。

・収納したいものの寸法はどの程度か
・出し入れしやすいものか
・重さの問題はないか

大きさはもちろん、出し入れするときの体勢や手順も視野に入れて考えることが重要です。床下収納は基本的に腰を落とした体勢で出し入れするため、大きすぎるものや重すぎるものを大量に保管するには不向きといえます。

使用頻度の少ないものだけを入れたり、重いものは小分けにして保管したりと、工夫次第で使いやすく収納できるでしょう。

床下収納の設置に適した場所かどうか確認する

床下収納を設置できる場所かどうかも事前に確認しておきましょう。設置するには、床下にある程度の空間があり、スムーズに開閉できるスペースが必要です。

配管の位置に注意すれば、水廻りなど配管が集中しやすい場所にも設置可能です。

この項目では床下収納を設置できる代表的な箇所を3つ紹介します。

洗面所

一般的な洗面所は、脱衣スペースを兼ねていたり洗濯機置き場と同じ空間に設置されていたりと、限られた スペースとなっています。

収納を増やすには吊戸棚を設置する方法もありますが、さらに狭苦しい印象を与える可能性もあるため、画期的な策とはいえません。

床下収納であれば、狭いスペースでも圧迫感を与えることなく収納力をアップできます。

重ねて保管することが難しい洗濯用洗剤のボトルや、バスアイテムの予備を保管する場所に最適です。

キッチン

キッチンの床下収納は、専用ボックスを設置する固定タイプのものが一般的です。あらかじめ作成されたユニットを取り付けるため水漏れしにくく、抗菌加工でカビ予防も期待できます。

調味料の予備や保存食などキッチンで使用するものを入れられるため、大規模でなくても十分な収納スペースを得られるでしょう。

スライド式のものやオーダーメイドを選ぶと、より多くのアイテムを収納できます。

和室

畳張りの和室は一見すると床下収納が困難なように思えますが、上述したように施工方法によっては大容量の収納スペースをつくれます。

和室では主に以下の2パターンがあります。

1. 畳の下に収納スペースを作るパターン
畳1枚のサイズで蓋を作成する方法です。外見的に床下収納があるように見えないため、収納スペースを隠したいときに向いています。

一般的な畳1枚分の大きさは蓋が持ち上げにくく不便になりやすいため、手軽に開けられる正方形の畳が使われることが一般です。

2. 和室全体を小上がりにリフォームするパターン
和室そのものを小上がりにリフォームし、畳の下部分を前面的に収納スペースとする方法です。引き出し方式にできるため手軽にものを出し入れしやすく、間取りにメリハリが出ます。

注意点は、引き出しを開けるときを想定して家具の配置を考える必要があることです。手前に引き出せる十分なスペースを確保しましょう。

家の機能が落ちないよう工夫する

床下収納を設置するときは、収納スペースに加え開けるときに必要なスペースについても視野に入れて考えましょう。サイズ的に問題ないとしても、いざ蓋を開けようとすると蓋と壁の間で腕が挟まってしまう可能性もあります。

また、湿気対策や住宅の機能への影響も軽視できません 。湿気が溜まりやすい場所に設置する場合は除湿剤を置いたり定期的に換気したりと対策が欠かせません。

場所によっては断熱など住宅機能へ影響が出る場合もあるため、依頼時は施工業者へ必ず相談してください。

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まとめ

キッチン設備の定番のひとつである床下収納は、近年はリビングや和室への設置も人気です。リフォームで後付けできるため、収納スペースに悩んでいる方は検討してみてはいかがでしょうか。

床下収納は規制の専用ボックスを設置するほか、オーダーメイドで部屋のサイズに合ったものを作成することも可能です。設置場所によっては湿気対策なども必要となるため、依頼するリフォーム業者と入念な打ち合わせを行いましょう。

ナサホームではさまざまな床下収納の施工事例があります。ぜひ一度ご覧ください。