【グレード別】洗面台のリフォームにかかる費用相場
洗面所のリフォームは低価格でも行うことができます。洗面台のリフォームは、大きく分けてローグレード・ミドルグレード・ハイグレードの3パターンあります。
費用は洗面台のグレードとサイズによって異なるため、検討している規模に合わせて目安となる費用の確認を行いましょう。
ローグレード
ローグレードであれば、比較的安価にリフォームを行うことができます。必要最低限のリフォームで良いという場合におすすめで、10万円から15万円程度の費用が目安となります。
サイズによっても費用が異なり、洗面所のサイズは幅から検討する形が一般的です。
・50cm…約9万円
・60cm…約11万円
・75cm…約13万円
サイズに加えて材質や収納の数などでも料金が変わってくるため、金額はあくまで目安程度と捉えてください。
ミドルグレード
ミドルグレードは頻繁に洗面台を使う方におすすめのプランで、デザインにもこだわることができるグレードです。収納スペースが多く、利便性が高いものも人気があります。
シンクが広めで使いやすく、ファミリーなど複数人で使う機会の多い方にも適しています。
・60cm…約13万円
・75cm…約18万円
あくまで目安の金額となりますが、シンク下の収納扉の柄や色を選択できるものもあります。
ハイグレード
ハイグレードモデルは、抜群のデザイン性を誇っている最上位のグレードです。トップクラスの使い心地で、収納もシンクもミドルグレードよりさらに広いタイプが多く、デザイン性・使用感共に優れています。
・75cm…約23万円
・90cm…約25万円
収納の位置やデザインなども選べるモデルが多くあり、オーダーメイドで独自のデザインの施工も可能です。オプションの機能を追加することができるものもあり、価格も大きく変動します。
洗面所リフォームの内容
洗面所のリフォームは、まるごとすべて交換する以外にもさまざまな種類があります。ここでは、洗面所リフォームの内容について見ていきましょう。
洗面台本体のリフォーム
洗面台が割れてしまったとしても、修繕が可能な場合があります。シンク(ボウル)の交換をすることもありますが、古い機種になるほど交換できる可能性は低くなる点に注意が必要です。
洗面台の耐用年数は15~20年程度とされており、購入してからある程度の年数が経っている場合は一度業者と相談してみることをおすすめします。
収納を追加したい、広さが足りないなどの場合には、別途追加工事・費用が必要です。
床や壁
浴室に隣接しているなど、洗面所と浴室が近い場合には湿度が高くなるため、カビが発生しやすくなります。
カビの発生を防止するために、床や壁、天井に調湿機能がある壁紙を採用することも可能です。
また、耐水性のある床材を使用することで床の腐食を防ぐことにもつながるので、洗面所の床や壁のリフォームもおすすめです。
耐水性のある床材の中には滑りにくい素材のものもあるため、転倒の防止にもなります。
水栓金具
洗面所の水栓金具には、ハンドル型とハンドシャワー型の2種類があります。ハンドシャワー型はホースが伸びるためシャワーとしても使用でき、シンクの掃除がしやすいなど汎用性が高いのも魅力的です。
ライフスタイルによって使い分けると便利なので、ハンドル型は手が届きにくい小さなお子様がいるようなご家庭におすすめのリフォーム方法のひとつです。
収納棚
洗面所に置くことの多い美容アイテムやドライヤー、歯ブラシなどをしまうスペースとして、収納棚が必要になります。
同居人数や洗面所周りに置く予定のものがどの程度あるか、などの点から必要に応じて取り付けるかを判断しましょう。
収納棚にもさまざまな種類があり、棚として壁に取り付けるものもあれば、完全に目隠しできる扉付きタイプ、戸建てであれば床下収納もあります。
洗面所のタイプによって取り付けられる収納が異なるため、業者に相談してみるといいでしょう。
洗面所のリフォームをする際の注意点
洗面所のリフォームを実際に依頼する際には、リフォーム全体にかかる費用・工事日数・業者の選び方に注意が必要になります。
リフォームにかかる費用の把握
洗面所のリフォームにかかる費用は、洗面台本体の価格に加えて作業費用の負担もあります。洗面台の設置工事費・材工費として、内装工事や排水管移設など作業にともなうものです。
施工内容によってかかる費用が異なるため、ハイグレードモデルのように大規模なものや組み立てパーツが多いものは工事費も高くなる傾向にあります。
基本的には、見積り額に追加費用がかかるということはありません。また、洗面台の施工表示価格として工事費込みで料金を提示している業者もあります。
事前に確認をしておく意味でも、まずは業者に相談して見積りを出してもらいましょう。
また、リフォーム費用を把握するときには、相見積もりをおすすめします。他の業者と比較して、かしこくリフォームしましょう。相見積もりについては以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
>>失敗しないリフォーム工事の相見積もり!6つのコツと注意点!
日数の把握
リフォームにともなう工事にかかる日数についても把握しておく必要があります。
施工内容によって異なるものの、洗面所のみであればトータルで約1ヶ月程度となっており、特殊なものでなければスピード対応が可能です。
大まかな流れは、現地調査の手配から始まり、見積りの提出、業者比較、契約、施工を経て完了となります。
施工自体は1~2週間程度が目安ですが、洗面台の交換であれば約半日、クロスや床の張替えは1~2日程度で済む場合もあります。
施工中は洗面所が使用できないだけでなく、工事範囲が広い場合は洗濯もできなくなる可能性があるため注意が必要です。
業者によって施工期間が異なるため、見積りや問い合わせを行い、実際にかかる日数を事前に把握しておくことが大切です。
信頼できる業者かの見極め
リフォームは家の中に業者が立ち入ったうえで作業を行うため、信頼できる業者に依頼する必要があります。
依頼する前の相談や見積りの段階で、時間厳守が徹底されているか、清潔な服装か、見積もりの作成がスピーディーかなどのマナーの有無を確認しましょう。
また、知識や経験・実績が豊富かどうかを確認することも大切です。こちらの要望に応えられる、予算内での提案力があるかなどをチェックします。
専門知識や実績が豊富な業者は、それだけ信頼を得ている証です。客目線で対応しており、自社の提案を押し進めようとしないかなど、施工主様主導でリフォームを進めてくれる業者への依頼をおすすめします。
洗面所リフォームを安心してお任せできる業者とは
洗面所のリフォームは、業者選びの段階で安心して任せられるところを探すことが大切です。
当社ナサホームでは、創業以来約59,000件のあらゆる施工実績をもち、お客様に合わせた施工内容、料金、プランの提案力に自信をもっております。
洗面所の施工実績ももちろん豊富にあるため、多数ある施工事例をご確認いただくことも可能です。
実際に施工を行ったお客様からの口コミも多数掲載されているため、安心してお任せいただけると自負しております。
無料相談のご予約も承っており、リフォームアドバイザーがご相談を伺いながらお客様に合うプランの作成をしっかりとサポートさせていただきます。
関西を中心に各エリアで施工を行っているため、アクセスの良いショールームも多数ございます。また、無料で資料請求していただくことも可能なため、業者選びで迷った際にはぜひナサホームに一度ご相談ください。
まとめ
洗面所は毎日生活の中で使う機会の多い場所であり、リフォーム後も長く使用することが見込まれます。
業者選びに加え、全体の費用や使用できない期間などを事前に確認しておくことが重要です。
大きさや欲しい機能・収納量などを事前にリストアップしておき、実際に業者と相談しながら依頼先選びに役立ててみてはいかがでしょうか。