意外と多い玄関アプローチの悩み。リフォームで解消してみませんか?

玄関に続くアプローチはお客様などを迎える家の顔。このアプローチに雑草が生い茂っていたり、ぬかるんでいたり、狭くて通りづらかったりするとお客様に良い印象を与えることができません。またお客様だけでなく、使い勝手の悪い玄関アプローチは家族にとっても困りもの。高齢の方であれば、段差で転倒したりといった危険も考えられます。では、ご家族様にとっても、お客様にとっても心地よい玄関アプローチとはどのようなものでしょうか。大阪を中心に数多くの玄関・外構のリフォームを手がけるナサホームが、リフォームのコツを解説してまいります。


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玄関のアプローチ、こんなことで困っていませんか?

「玄関アプローチ」は、家の玄関から道路へ続く道のこと。
アプローチには一般的に、玄関への段差やスロープ、目隠しとなる外構やフェンス、カーポートなどが備え付けられています。
このアプローチが、乱雑になっていたり手入れが行き届いていないと、家の前を通る方や訪れる方に悪い印象を与えてしまいます。反対にアプローチがセンス良くまとめられていると、家の方の印象も良くなるものです。では、皆様のお住いのアプローチの状態はいかがでしょうか。以下のような状態になっていませんか?

動線設計がうまくいっていない

雑多に物が置かれていたり、動線設計ができていなかったりといった理由で、玄関のアプローチが利用しにくくなってはいませんか?
郵便受けと玄関の方向が違ったり、駐車スペースの運転席側に壁があったりと、玄関前で行う動作が手間取るとストレスを感じるもの。一つひとつは小さな手間でも、重い荷物を持っていたり怪我をしたり、高齢になってくるとその一つひとつの手間が非常に億劫に感じられるものです。もちろん、家族の皆さんが使いにくいアプローチは、住まいを訪れるお客様にとっても使いにくいものであることは言うまでもありません。

アプローチが雑草だらけ…

春から夏にかけてアプローチで目立ってくるのが雑草。見た目が悪いだけでなく、虫の住処となることも。また、こうした雑草を取るために真夏の炎天下に雑草取りなどをすると熱中症のリスクもあります。

水はけが悪くて雨の日はビチャビチャに

アプローチの通路に敷石をしている場合、その周辺の地面の水はけが悪くぬかるみができてしまうことがあります。アプローチは毎日通る場所ですからお出かけの際にこうしたぬかるみがあると靴が汚れてしまったり、衣服に泥が跳ねたり、場合によっては足を取られて転倒してしまう恐れもあります。

アプローチを通して家の中が丸見えに

アプローチに植栽や外構などが設けられていない場合、通路から家の玄関や場合によっては庭などが丸見えになってしまうことがあります。外から生活の様子が見えてしまうのはプライバシー上あまり良いことではありませんし、防犯上でも問題があります。

古いブロック塀が崩れそう

アプローチ周辺のブロック塀が古くなっている場合は、地震の際などに崩れてしまう危険性があります。また古いブロック塀がアプローチの内側ではなく、外側に倒れた場合、道路上にいた通行者に怪我を負わせてしまうことも考えられます。さらに、ブロック塀は通気性が悪く日差しも遮るので、アプローチ全体の雰囲気を暗くしてしまうことがあります。

段差があってつまづきやすい

特に高齢の方がおられるご家庭では、アプローチから玄関までに段差がある場合、この段差が転倒の原因となることがあります。アプローチ周辺がコンクリート敷きであったり、石が配されている場合は転倒時に頭を打ってしまうといった重大な怪我に繋がることも考えられます。

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玄関アプローチのリフォーム方法と事例

色々なことに配慮しなくてはならない玄関のアプローチ。ではどのようなリフォームをすればアプローチはセンス良くすっきりとまとめることができるのでしょうか。

先ずは家の外から玄関へ向かうイメージをしてみよう

アプローチのリフォームを考える前に、道路から門扉を通り玄関に到達するまでの想像をしてみましょう。道路から家の中が見えないようにするためには、アプローチを蛇行させたり、目隠しとなる外構や植栽が必要です。また、自動車で家に帰り着いた場合にスムーズに家の中に入るためには、どこに駐車スペースを設けるべきでしょうか。郵便ポストの位置はどこに置けば毎日取りに行きやすいでしょうか。実際の動線を考えると、自然とみなさんの住まいのアプローチの形が見えてくるはずです。

土の露出を減らしてぬかるみ&雑草対策

アプローチに生える雑草もぬかるみも、土が露出しているから起こるもの。
こうした問題を解決するなら、土を玉砂利などに置き換えてしまうこと。つまづきにくくなりますし、玉砂利の上に乗ると意外なほどに大きな音がなるので防犯対策にもなります。また、思い切ってアプローチ全体をコンクリートで覆ってしまうと、ぬかるみや雑草のない環境が実現します。

雨対策も考慮しよう

アプローチにひさしなどを作ると、お出かけがしやすくなります。玄関先から通路までのひさしに加え、駐車スペースから玄関にかけてもひさしを作ると、自動車を利用する場合にも濡れずにすみます。
また、アプローチに天然の敷石などを使うと雨などの時に濡れて滑りやすくなるので、転倒を避けるためにも洗い出しのコンクリートなど表面に凹凸のある素材を選んでみましょう。

防犯対策も大切

アプローチに人が身を隠せる塀や死角や暗がりがあるのは防犯上問題。
エクステリア(外構)を設ける際は、フェンスなどの見通しの良いものを選ぶようにしましょう。どうしてもみられたくないモノが家の中にある場合は、外から見た時にその部分を目隠しできるようなエクステエイアを選ぶと良いでしょう。
また、夜に帰宅する際のことを考えてアプローチには、照明器具を取り付け暗がりを作らないように工夫することも大切です。場合によってはカメラやインターフォンの取り付けも考えてみましょう。

将来のことを考えてバリアフリー対策を

先述した雨の日の対策やぬかるみの対策に加え、玄関の段差がある場合はスロープや手すりをつけるなど、段差を解消する工夫を行いましょう。また、アプローチの幅が狭いと、車いすなどが通れない可能性もありますので、拡張することを考えておきましょう。
高齢者がいるご家庭はもちろん、万一怪我をした場合やご家族が妊婦さんとなった時のことなどを考えてバリアフリー対策を検討してみましょう。

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玄関アプローチのリフォームにかかる費用や期間は?

広さやリフォーム方法で費用は大きく変わる

玄関のアプローチのリフォームにかかる費用は、アプローチの広さによって異なりますが、段差を解消したり、足元にコンクリートやタイルを配するといった一部のみのリフォームであれば、10〜50万円程度となります。
アプローチ全体のデザインを変更し、エクステリアなどにもこだわる場合は、50~100万円程度の費用が必要となることもあります。

ナサホームのアプローチリフォーム施工事例

■オープンな玄関アプローチと駐車場

既存の玄関周りが狭くて使いにくいというお悩みがあり、さらにもう一台車を駐車したいというお客様のご要望にお答えしたリフォームです。
門柱を撤去してアープンなプローチを実現、十分な駐車スペースを確保したほか、玄関ドアや雨戸、ポストなども一新しモダンな印象のアプローチとなりました。
この施工内容詳細はこちら

■インターロッキングでカントリー調のアプローチ舗装
こちらも駐車スペースを広げたいというご要望を受けてのリフォームです。赤系のインターロッキング(レンガブロック)で、カントリー調のアプローチとなりました。
この施工内容詳細はこちら

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まとめ

ご家族の構成やご友人づきあいなどで、使い方が変わる玄関のアプローチ。
さらに水はけの問題や防犯対策など、リフォームにあたっては意外と考えることが多いのが特徴です。
玄関先が使いづらいと思ったら、まずは信頼できるリフォーム業者に相談し、一緒にリフォームのプランを立てていくことが、使いやすいアプローチ実現の近道。
年間8750件のリフォーム実績を誇るナサホームにも、数々の玄関アプローチの施工実績がございます。その経験を生かして皆さまのご要望に応えてまいりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。