【予算は？期間は？】フルリフォームで快適な我が家にする方法

【基礎知識】フルリフォームの種類別、費用とリフォーム期間

まずは、基礎知識としてフルリフォームの種類や費用、リフォームの工事期間について紹介していきます。

※ここで紹介している費用やリフォームの期間は当社ナサホームの平均的な例になります。リフォーム内容によって異なるほか、打ち合わせ期間を含めると費用やリフォームの工事期間が変動するため、ご留意ください。

【築30～40年】スケルトンリフォーム

まずは築30～40年の家をフルリフォームする場合の費用、工事期間を紹介していきます。

築30～40年の家をリフォームするには、スケルトンリフォームと呼ばれる大規模なリフォームを行うことが多くあります。内装のみ行うこともあれば、外装も同時にリフォームするケースもあります。※外装は戸建てのみ

大規模なリフォームを施すため、テレビのリフォームを行う番組などで目にすることも多いのではないでしょうか。

費用と工事期間は以下が必要になります。

上記はあくまで目安であり、各ご家庭の工事内容や範囲などによって日程や費用は異なります。また戸建てとマンションでも異なるため、ご留意ください。

【築20年～】水廻り・室内壁、床張り替え

次に築20年が経過した住居であれば、水廻りや室内壁、床の張り替えなどを行うことが多いです。リフォーム内容は床の張り替えと同時に床暖房を設置する、トイレをウォシュレット付きに変えるなど、多種多様のフルリフォームが可能です。

水廻りの寿命は約20年といわれており、リフォームせずに使用していると漏水などを引き起こす恐れがあります。そのため、まとめてフルリフォームで水廻りの工事を検討する人も多くいます。

また、一箇所ずつリフォームするよりも、水廻りをまとめて工事することで費用を抑えられるケースが多いです。

費用と工事期間は以下になります。

こちらもスケルトンリフォーム同様に、戸建てとマンションによっても期間や費用に差があるほか、施工可能な範囲も異なるため、ご留意ください。

【築10～20年】外壁・屋根

最後に築10～20年程度の場合は、外壁や屋根のリフォームでメンテナンスをすることをおすすします。

外壁や屋根をリフォームすることで紫外線や雨風などによる住宅へのダメージを軽減して、家の寿命を延ばすことができます。

種類別の費用と工事期間は以下のとおりです。

他のリフォーム同様に、工事内容や住宅状況などの違いによって費用、工事期間は異なるためご留意ください。

また外壁や屋根、どちらもリフォームを検討している場合は、まとめてリフォームすることをおすすめします。外壁や屋根をリフォームするには、足場を組む必要があります。そのため、外壁と屋根の工事はまとめてリフォーム工事をすることで足場を設置するための費用と工事期間を抑えることができるでしょう。

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【予算も設備も】満足できるフルリフォームのコツ

満足できるフルリフォームを実現するためのポイントを4つ紹介します。

１．どんなリフォームがしたいのか、具体的に考えておく

事前に、どのようなリフォームがしたいのかを具体的に考えておくことが大切です。冬が寒い、子ども部屋が欲しい、段差が危ないなど、リフォームで改善したい点を考えておきましょう。

予算の問題ですべてを実現できない場合もあるため、どうしても譲れない条件に絞り込むなど優先順位を付けることも重要です。

間取りやキッチンなどの配置、和室の有無なども具体的に挙げておきましょう。ショールームやリフォーム会社のサイトで事例を確認しておくのもおすすめです。

２．複数のリフォーム会社で見積もりを取る

信頼できる業者なのか見極めて費用を比較検討するためにも、複数のリフォーム会社で見積りを取っておくのもポイントです。ただし、3社程度に抑え、対応の手間や選択肢が多くて迷ってしまうのを防ぐ必要があります。

３．住宅ローンや減税を活用する

住宅リフォームローンや減税などの制度をうまく活用するのも、フルリフォームを成功させるコツです。耐震・バリアフリー・省エネ・同居対応・長期優良住宅化・贈与税や住宅ローンの減税・非課税措置などがあります。

リフォームに関する補助金は、リフォームする住宅がある自治体で受けられるため自治体のサイトを確認しておきましょう。

４．実績のあるリフォーム会社を選ぶ

リフォームは、施工不良などのトラブルが発生するケースもあります。信頼できる会社に依頼できるように、リフォーム会社の評判をネットや口コミで調べておくと安心です。

「ウェブサイトで施工事例を見る」、「簡単見積もりやオンライン相談を行う」など、自分の理想に沿うリフォームができるかを確認しておきましょう。

また、ウェブサイトに施工事例が掲載されていることも多く、より具体的にリフォームのイメージがしやすくなるでしょう。

信頼できるリフォーム会社をお探しの際には、関西・名古屋のリフォームならナサホームにぜひお任せください。ナサホームでは創業依頼59,000件以上のリフォーム実績があり、お客様のご希望に合うリフォームのご提案をさせていただきます。

当社のホームページには施工例も写真付きで豊富に掲載しておりますので、ぜひ一度ご覧いただければと思います。

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【比較】フルリフォームと建て替えの違い

フルリフォームに似ている建て替え工事があります。どちらを選ぶべきか悩む方も多いのではないでしょうか。ここでは、フルリフォームと建て替えの違いを解説するため、ぜひどちらか選ぶ判断材料にしてください。

違い１．工事内容

フルリフォーム：今の家の使えるところは残し、古い部分を新しくします。
建て替え：今の家をすべて解体し、一から設計して作り直す方法を取ります。

違い２．費用相場

フルリフォーム：500万円から2000万円程度
建て替え：1000万円から4000万円程度
※工事内容に変動あり。

違い３．諸費用

フルリフォーム：仮住まいが必要な場合には、引越代や家賃が必要になります。
建て替え：仮住まいの引越代や家賃に加え、解体・廃棄物処理費用・税金（不動産取得税、固定資産税、都市計画税、登録免許税など）が追加で必要です。

違い４．工期

フルリフォーム：一番大掛かりなスケルトンリフォームの場合で2～4ヶ月程度が目安です。
建て替え：4～6ヶ月程度が目安となります。

違い５．メリット

■フルリフォームのメリット
・リフォームしたいところだけ工事ができるため、一部だけリフォームせずに残すことも可能です。
・予算が抑えられ、見積りしやすい特徴があります。
・建て替えに比べて工期が短く、住みながらリフォームが可能な場合もあります。
・各種税金（不動産取得税、固定資産税、都市計画税、登録免許税など）の軽減措置を活用できるのも特徴です。

■建て替えのメリット
・自由に設計して、理想の住まいに近づけることができます。
・ローンがリフォームより高額で組める点も長所で、二世帯住宅への変更や全体のバリアフリー化などを行うことも可能です。

違い６．デメリット

■フルリフォームのデメリット
・間取りが希望どおりにできない場合があります。
・経年劣化が予想よりひどいと大がかりな補修で費用が高額になる可能性があります。

■建て替えのデメリット
・新しく立て直すことになるため、多額の予算が必要なうえに工期が長くなる
・各種税金がかかるため事前に把握しておく必要がある

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まとめ

フルリフォームは、快適な生活空間の確保や安全性を高めるうえで有効な手段です。希望や予算と相談しながら、実際にショールームなどで見て触れて、満足できるリフォーム方法を探してみてはいかがでしょうか。

また、各ご家庭により費用やリフォームの工事期間は変動するため、詳しくはお問い合わせください。