お部屋の簡単リフォームでフィットネスに最適なホームジム づくり

コロナウィルスの蔓延によって、私たちの生活は大きく変わりました。 中でも大きく変わったのが運動の機会。これまで屋内外で行われていたさまざまな運動が行えなくなったのです。皆さんの中にも、行きつけのフィットネスクラブやスポーツジムに、気軽には行けなくなったという方も増えてきているのでは? そんな人たちの中で、最近人気が高まっているのがホームジム。家の中で運動ができる環境を作ってしまおうというもの。 アイテムを揃えるものから本格的なリフォームをするものまで、さまざまに行われているホームジムづくりについてご紹介していきます。


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withコロナ時代のフィットネス&トレーニング

コロナ禍で増えるホームトレーニング需要

2020年から続くコロナウィルスの蔓延と、首都圏や大都市での緊急事態宣言によって、人の密集する場所などの出入りは自粛することが求められています。
当然スポーツジムやフィットネスクラブには気軽に訪れられなくなってきました。
これまで、ダイエットやリフレッシュのために、こうした施設を訪れていた人々や、屋外での運動を行っていた人々の中で、徐々に「おうちトレーニング」のニーズの高まっていったのです。
おうちトレーニングはその名の通り、自分の自宅で行うトレーニングのこと。
自重を使った筋肉トレーニングなどだけでなく、Youtubeなどの動画サイトでインストラクターの実演を見ながら行うものや、従来のフィットネスさながらにオンラインでトレーナーとユーザーが繋がり、トレーニング指導を行ってもらう「オンラインパーソナル」といった新しい運動の形が生まれてきたのです。

ホームトレーニングの問題点

ただし、こうしたおうちで行うトレーニングにはいくつかの問題点もあるのです。
最も大きいものはやはり騒音の問題、体を動かしている間はどうしても床などに振動が加わります。一軒家などであればある程度の音や振動は気にならないのですが、やはりマンションなどでは階下の方が騒音や振動を指摘するといったトラブルも発生しています。

もうひとつは床の傷の問題、ダンベルなどの運動器具を使ったトレーニングを自宅で行う場合、あらかじめ、重い器具を使うことを想定しているジムやフィットネスクラブとは違って、これらが落下すると床に大きな傷がついてしまいます。

こうした理由から、「おうちで運動をしっかりと行いたい」という人の中には、家の中をフィッットネスクラブのようにリフォーム&リノベーションする「ホームジム」にチャレンジする方が増えてきたのです。

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自宅にホームジム を作るときの注意点は?

ホームジムをお家につくる際に気にすべきはやはり騒音&床の強度の2点。具体的にどのようなところに気を配れば良いのでしょうか。

騒音対策

おうちでエクササイズをする場合に、足踏みをしたりジャンプをすると、振動が発生します。また、パワーラックなどの運動器具を用いた場合も大きな音が発生します。
特にマンションで使われているコンクリートは、空気と比べて15倍も振動を伝えやすい性質をもっています。この強度が高く、振動を伝えやすい性質のコンクリートの間には、居室という空気の層があります。この構造は太鼓と同じで、音や振動を増幅しやすいのが特徴。そのため、普通の生活音でもトラブルや苦情につながることが多いのです。

こうした騒音や振動を防ぐのに適しているのはやはり、床材による防音。
床の遮音等級は「L値」という数値で表されており、この数値が小さいほど音や振動が伝わりにくくなります。
おうちで運動をしっかりと行うのであれば、床材をこうした防音・遮音性の高いものに変えるのが最適。目安としてはL値が35-40程度の材質の床材を選んでリフォームすると良いでしょう。

床の強度

次に問題となるのは床の強度。
特に筋肉トレーニングに利用されているパワーラックやベンチプレス用のバーベルには、100kgを超えるものがあり、これらをマンションなどで利用すると、落とした際に大きな傷がついたり、場合によっては床が抜けてしまうことも。
建築基準法で定められた1平方メートル当たりの耐荷重は180kgなので、2〜3畳ほどの空間にベンチプレスやホームラックを置き、そこで人がトレーニングすると、耐荷重値としてはギリギリ。
本格的にこうした機材を置いてトレーニングを行う場合は床材の変更に加えて、床そのものの補強、さらには住まいを支える梁の補強リフォームをおすすめします。

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予算とスペースから見る、ホームジム リフォーム

実際にお家の中に運動スペースをつくる場合、どのくらいのスペースや費用が必要なのでしょうか。

ホームジムづくりに必要な費用&スペース

簡単なフィットネスや動きの少ないヨガ、ピラティスを行うだけという場合であれば、1畳ほどのスペースがあれば十分です。しかし、パワーラックを導入するなら最低でも4畳は程度のスペースが必要です。当然複数の機材を導入しようとなるとそれ以上の広さのお部屋が必要になってきます。

また、自宅の一室をトレーニングルームに変更する場合、その費用は床の補強であれば30万程度、広いスペースで空調や電気配線、鏡の取り付けなども含めたリフォームを行うと300万円程度の費用が必要になってきます。

現実的なホームジムづくりのアイデアは?

現実的なのは、リフォームによって床の補強を行った上で、求める運動に合わせたカスタマイズを行っていく、リフォーム&DIYの融合。

個人でできる対策としては、床の上に衝撃を吸収して、ダンベルなどの落下時に床が傷つくのを防ぐトレーニングマットやゴムシートを設置すること。これであれば、リフォーム費用に加えて数千〜数万円程度で実現可能です。

さらにトレーニング器具を置く場合も、補強した床のうえにゴムシートとコンパネ(木の板貼り合わせたもの)などを置いて荷重を分散する仕組みを作れば、騒音を防止しつつ床への負担も軽減できます。

リフォーム業者に依頼すればいろいろな運動機会が創造可能!

住まいの中にジムをつくるという方法以外にもリフォームを通じて、おうちの中を運動できる空間にするアイデアはいくつもあります。

例えば、天井に懸垂用のバーをつけてテレビを見ながら身体を鍛える機会をつくったり、ガレージなどの壁面にボルダリング用のクライミングウォールを設置するなど、さまざまな方法が考えられます。

お家で気軽に運動をしたいとお考えならば、まずはリフォーム業者にご相談ください。

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まとめ

本格的におうちで運動を始めようとするなら、床などの補強は必須。
これらのことを考えずに、自分で騒音対策を行ったり、荷重を考えずに器具を購入すると、騒音トラブルや大切な住まいを傷つけてしまうといったことになりかねません。

ホームジムを検討する際は、まず安全な住まいを設計、施工する建築&リフォームのプロに相談するのが一番。住まいの中を調べてどの部屋で、どういった間取りであれば運動するためのスペースが作れるのか、判断を仰ぐのがおすすめです。

ナサホームでもこれまで数多くの防音対策や床の補強などの工事を手がけています。
豊富な実績と経験、技術を駆使して、お客様の運動ニーズに応える空間の提案を行ってまいりますので。ぜひお声がけください!