失敗しないリフォーム工事の相見積もり!6つのコツと注意点!

リフォーム費用は、工事内容や住宅の状態よって大きく変わります。リフォームを考えはじめたら、具体的にどれくらい費用がかかるのか気になる方も多いのではないでしょうか。 相見積もりは複数の業者を比較できるので、相場や工事内容の把握に役立ちます。そこで今回は、相見積もりをとる際の注意点やコツについて解説します。


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相見積もりとは?

リフォーム工事における相見積もりとは、複数の業者から見積もりを出してもらうことをいいます。工事の内容や金額を比較できるので、業者選びを行う際にとても参考になります。

リフォーム工事の料金に決まった価格はなく、同じような工事をする場合でも、業者によって価格は異なります。複数の業者から見積書を提出してもらうことで、相場を知ることが可能です。

また、相見積もりを取ることでリフォーム費用が高すぎる業者や、その場で即決させようとする業者とのトラブルも回避できます。そのため、理想の内容や料金で、リフォーム工事を依頼できるでしょう。

さらに、業者に「他の業者とも比較している」という旨を伝えれば、自社を選んでもらうために安く見積もってもらえる可能性もあります。

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相見積もりを上手に行う6つのコツ

次は、理想的なリフォーム業者を見つけるための相見積もりについて、具体的なコツをいくつか紹介します。

①有料か無料か確認する

基本的に見積もりは無料のところがほとんどです。ただし、なかには見積もりが有料であったり、無料と謳っていても「詳細な見積書を作るには料金が必要」であったりという業者も存在します。

これらのようなケースもあるため、依頼前は見積もり料の有無についても確認しておきましょう。

②条件や予算は統一する

リフォームで相見積もりをする際は、予算やリフォーム工事の内容について、すべての業者で同じ条件にします

条件が変われば、材料費や工事費も異なります。正しい比較ができなくなるので、具体的な条件は同じにしましょう。見積もりを依頼する各業者に、同じ内容、条件、予算をしっかり伝えることが大切です。

③見積もり項目を細かくする

見積もりは、細かい項目に分けて費用を記載してもらうようにしましょう。工事費用は、一般的に材料費、施工費、諸経費です。

何にどれくらいかかるのか詳細が分かれば、比較が楽になるうえ、必要のない項目をチェックすることもできます。

工事一式としか記載されていない場合は、比較がしづらいだけでなく、適正な価格ではない可能性もあります。その場合は、項目に分けた内訳を出してもらうように依頼しましょう。

④直接会って話をする

見積書を提出してもらう際は、直接会って話をしましょう。メールや電話のやりとりだけでは、疑問点や不安を解消しづらいものです。実際に会って見積書を見ながら、内容を確認すると安心です

また、直接話すことで、業者のコミュニケーション力や技術力もチェックすることができます。リフォームはその住宅に住みながら工事が進められるのが基本なので、業者との相性は大切です。「イメージをしていたリフォームとは違う…」といったストレスがないように、事前に話をして相性を確かめましょう。

⑤条件が合わなければはっきりと断る

相見積もりが終わり、契約する1社が決まった後は、その他のリフォーム会社にしっかりと断りの連絡を入れましょう。

見積もりを依頼する段階で、相見積もりをとっていること、断る場合の連絡を入れる期限などを伝えておくとスムーズです。

また、断るときは理由を伝えてあげましょう。複数業者の見積もりを比較して、契約する業者を決めた理由があるはずです。少し面倒ではありますが、予算や納期などの理由を入れて断りの連絡をすると親切ですね。

⑥業者選びを慎重にする

リフォームは高額な費用がかかるだけでなく、その後の住環境の良し悪しを左右します。慎重に優良な業者を選ぶことが大切です。では、問題のある業者の見積書には、どのような特徴があるでしょうか。こちらの記事にリフォーム会社の選び方について紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

>>良心的なリフォーム会社の選び方!決め手となるポイントを紹介!

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【注意点】相見積もりでやってはいけないこと

リフォーム業者を選ぶ際に行っておきたい相見積もりですが、やってはいけないNGな行為もあるので、注意しておきましょう。

他業者の見積もりを見せてしまう

他の業者の見積書を見せることは、マナー違反です。ライバル業者のノウハウなどを流出することになるだけでなく、見せた業者からの信頼も失ってしまいます。「自社の提案内容も他業者に見られてしまうのではないか」と疑われることとなり、適切な対応がしてもらえなくなるかもしれません。

あまりに多くの業者から見積もりをとる

いくら見積もりの比較をしたいからといって、6社以上の業者へ見積もり依頼をするのはおすすめできません。

業者の数が増えると、その分だけ打ち合わせの手間も増加してしまいます。時間や労力がかかるといった問題のほかに、数が多すぎると提案された内容の漏れや理解不足から混乱が生じるおそれもあるでしょう。

相見積もりを取る場合はできれば3社、多くても5社程度までにとどめておくことをおすすめします。

見積もり条件を統一しない

見積もりを出してもらう際は、各業者で条件を統一しなければなりません。例えば、フローリングのリフォームにてAの業者には、床暖房を依頼していたが、Bの業者には、床暖房を依頼せずに見積もりを取ってしまうことです。

設備や材料のグレードによって、リフォーム料金は大きく異なります。比較ができなくなるので、同じ条件で見積書を作ってもらいましょう

途中でリフォームプランを変更する

リフォームプランを途中で変えてしまうと、そのままでは業者間での比較ができなくなります。また、急な仕様変更をして新しい見積もりを出してもらうと、そのたびに時間がかかることもあるため、なるべく控えましょう。

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【相見積もり後】こんな業者には気を付けて!


最後に、相見積もりをした後の注意点も知っておきましょう。たとえば、他の業者と比べて安いからという理由だけでリフォーム会社を決めることは要注意です。ここでは相見積もり後の業者選びについて紹介していきます。以下にあてはまる業者には注意しましょう。

一式・材工の項目が多い業者

一式・材工の項目が多い業者は、工事内容が細かく分かれておらず、正しい積算がされていない可能性があります。材工とは「材料費と施工費を合わせたもの」という意味です。ひとまとめになって計算されているので、それぞれの材料や工事にどれだけかかっているのか分かりません。

材料費や施工費を大幅に値引きしている業者

他業者と比べて大幅に値引きされている場合も要注意です。値引きされた分が、他の費用に上乗せされているかもしれません。トータルでは得していない可能性もあるので、他項目もしっかり確認しましょう。

他社より金額が高すぎたり低すぎたりする場合は、理由を考える必要があります。高い場合は、依頼者から値引き交渉されても利益が出るようにあらかじめ高額に設定しているのかもしれません。また、低い場合は、材料や職人の質が悪い可能性があります。

また、「相見積もり」といわなければ安くしない業者もいます。リフォーム工事を依頼する業者とは、信頼関係が大切になります。見積もり出す際のやり取りから、価格だけでなく、対応力や専門性、誠実さ、丁寧さも確認するようにしましょう。

優良業者であれば、Webサイトで過去の施工実績がきちんと明記されており、電話やメール対応も丁寧なことが多いです。

当社ナサホームでも、リフォームに関するご相談はWebサイトにて随時受け付けております。
お見積もりに関しても、専用ページにてリフォーム箇所や製品を選んでいくだけで、すぐに概算費用が表示されます。個人情報の入力なども必要ないので、リフォームに興味のある方は、ぜひ一度お試しください。

>>リフォーム簡単お見積り

 

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まとめ

複数の業者に見積もりを出してもらう相見積もりは、本記事でも紹介したように条件を統一して依頼するのが失敗しないためのコツです。3社程度に依頼して、内容や価格を比較すると良いでしょう。
価格だけでなく相性の良い業者に依頼することも、リフォームを成功させるポイントです。相見積もりのコツを押さえて、信頼できる業者を見つけてみてください。

また、もっと詳しいお見積りやリフォームについて具体的な相談をご希望の方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。無料でご相談やお見積りを承っています。