【セカンドリビングの活用方法】事例と気になるリフォーム費用を解説!

セカンドリビングは家族や友人との団らんの場やサロン、趣味専用の部屋など、ライフスタイルに合わせて用途を変えられることが魅力です。「使っていない部屋のリフォームや増築をしてセカンドリビングがほしい」と思う人も多いのではないでしょうか。 今回は、セカンドリビングの施工事例と気になるリフォーム費用について解説します。


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セカンドリビングとは!どこに配置しているの?

セカンドリビングはメインのリビングとは別に設けたふたつ目のリビングを指し、家族で集まる、友人などを招く場所など多目的スペースとして活用されています。また、新型コロナウイルスの感染を警戒しているこの時期においては、セカンドリビングがテレワークの空間になることもあります。

家の間取りや用途によって設ける場所はさまざまですが、どんな場所にセカンドリビングを配置する人が多いのでしょうか。

1階玄関近く

玄関に近い場所にセカンドリビングを設けると来客をすぐに通すことができるので、プライベートエリアを見られません。そのため、お互いにあまり気を使わずにすむことが大きなメリットでしょう。

2階

最も多いセカンドリビングの設置場所は2階です。とくに、階段を上がった場所のフリースペースを活用する家は多くあります。2階に設けるとメインリビングより狭いことが多いため、より近くで一緒に過ごすことで家族の親密度が上がるかもしれません。

庭にサンルームを設置し、そこをセカンドリビングとして活用するケースもあります。日光がほどよく当たる場所で、読書をしたり音楽を聴いたりと、気持ちの良い時間を過ごせるでしょう。

メインリビングとつなげるように設置すればより広い空間を確保できるので、大勢のお客さんをもてなすときにぴったりです。

バルコニー・ベランダ・屋上

2Fのバルコニーやベランダ、または屋上などのスペースを家族や友人との憩いの場にするのも良いでしょう。バルコニーやベランダは「あまり上手に活用できない…」という悩みが多い空間ですが、セカンドリビングとしてリフォームすればデッドスペースになりません。

ソファやローテーブルなどを置いて、天気の良い日に午後のティータイムを楽しむこともできます。

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こんなにある!セカンドリビングの活用方法!

セカンドリビングには、どんな活用法があるのでしょうか。希望のライフスタイルをかなえるステキな活用法を紹介します。

二世帯住宅内で自分たち用のリビング

二世帯住宅は、リビングはひとつだけというところがほとんどです。そのため、親世帯と共用するメインリビングとは別に、セカンドリビングを自分たちの世帯だけのリビングとして活用できるでしょう。

おやつの時間やティータイム、夜の晩酌など、夫婦と子供だけの親子水入らずでのんびり楽しむ空間として最適です。

シアタールームや書庫などの趣味部屋

家族のいるリビングとは分けて、趣味の部屋として使う方法もおすすめです。映画を見たり、読書を楽しんだり、趣味を楽しむ空間にしましょう。

家族が増えるとなかなか持てない一人の時間を確保することができますし、家族の邪魔をせず趣味が楽しめるので一石二鳥です。

キッズスペース

子供がいると、「家中がおもちゃで散らかってしまう…」という悩みが生まれます。突然の来客に散らかったリビングを見て慌てて片付けるという経験がある人もいるのではないでしょうか。

それならいっそのこと、セカンドリビングを子供の遊び場として活用するのも一案です。そうするとメインリビングは散らからないので、大人の空間と子供の空間をきちんと分けることができます。

来客用スペース・サロン

人を呼ぶことが多い家庭なら友人を招いたホームパーティー、自宅で教室を開くならレッスンルームなどに使うのも有効です。

自分たちが普段使うメインリビングと比べて、生活感を見せずに来客をもてなすことができます。他人に私生活や生活感を見せたくないという人には最適だといえるでしょう。

ペットの遊び場

セカンドリビングをペットが自由に遊べるペット専用部屋にするのもおすすめです。飼い主と一緒に過ごすだけでなく、ペットだけにして人に構われない空間にすれば、疲れたペットを休ませることもできます。

また、赤ちゃんと部屋を分けたいときや、動物が苦手な家族がいるなどの事情がある場合も活用できるので便利です。

リモートワークなどの仕事部屋・勉強部屋

セカンドリビングを仕事場やリモートワーク用の部屋として活用する方法もあります。オンライン会議をする機会が増えた昨今は、生活感があって家族が出入りするメインリビングより、落ち着いて仕事ができるでしょう。

また、家族の勉強部屋として使うこともできます。親の資格取得の勉強や、落ち着いた場所で子供を勉強させたいときなどに便利です。

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セカンドリビングにあると便利な機能

あるだけで便利なセカンドリビングですが、ほかにどんな機能があると、より便利な空間になるのでしょうか。

ミニキッチン

リビングはくつろぐ場所でもあるので、お茶やお菓子などの軽食があると嬉しいものです。そのため、簡単な調理ができて湯が沸かせる・洗い物ができる・ミニ冷蔵庫があるなどの設備が整ったミニキッチンがあれば、さらに便利になるでしょう。わざわざキッチンへ行かなくても完結できるので、セカンドリビングの活用の幅も広がります。

また、二世帯の場合はセカンドリビングにミニキッチンを設けて、そこで食事を作れるようにすることもあります。

トイレ

セカンドリビングがある場所にトイレが無く不便な場合は、トイレの設置も検討しましょう。来客用としても使えるので、来客と家族がひとつのトイレを共用して気を使うことがなくなり便利です。

本棚

壁面に本を多く収納できる本棚を設けるのもおすすめです。思考力を育てるために、子供に読書をしてほしいと考えている人は多いでしょう。本棚をセカンドリビングに設置して絵本を読み聞かせたり、さまざまな本に触れさせたりすれば子供の読書習慣が身に付き、好奇心や探求心を育むことにつながります。

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【事例】おしゃれなセカンドリビング

実際のセカンドリビングはどんな雰囲気なのでしょうか。ここでは、セカンドリビングへのリフォーム事例を紹介します。

事例:和室を鮮やかな洋室にしたセカンドリビング

和室を解体してセカンドリビングにした事例です。壁の一部のクロスに大胆な差し色を施したことで、白基調の部屋がパッと目を引く鮮やかな印象の空間に仕上がりました。

リビングダイニングにつながる和室をセカンドリビングにしたことでLDKが広がり、開放的です。広いリビングとしても使えますが、趣味を楽しむお部屋としても活用できます。

また、サーフィンが好きなお客様の要望を応えるために、キッチンや壁紙はカリフォルニアをイメージした仕様に変更し、海の家をモチーフにした仕上がりに。開放感のある広い間取りも海の壮大さを感じさせます。

施工事例はこちら

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セカンドリビングのリフォーム費用は

セカンドリビングをリフォームするにはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。気になる費用について解説します。

間仕切り壁の設置

ほかの部屋やリビングと仕切るための間仕切りの設置なら、リフォーム費用は約6.5万円からが目安です。既存の部屋の一部を間仕切りしてセカンドリビングを作る方法なので、比較的費用を抑えることができます。

吹き抜けから部屋への変更

吹き抜け部分に床を増設し部屋へ改築するリフォームは40万円から60万円程度かかりますが、一般的な施工ではありません。注意点は、耐震工事の有無で施工費用が変動することです。

その他の工事費用

セカンドリビングに必要なその他設備の工事費用は、コンセント増設で2.4万円から3.2万円程度、ミニキッチン設置で28万円から47万円程度、トイレ増設で70万円から120万円程度です。

キッチンやトイレのグレードなどで費用は変動します。予算と照らし合わせながら、どんな設備を取り入れるか決めましょう。

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ナサホームでセカンドリビングをリフォームしませんか

ナサホームは年間約7,750件の施工実績をもつ、リフォーム専門会社です。20年以上積み重ねた経験と技術力で、あなたのセカンドリビングリフォームをお手伝いします。

公式ホームページに掲載しているこれまでの施工事例の画像やお客様の声を参考に、理想のリフォームのイメージを思い描いてみませんか。ぜひ、一度アクセスしてください。

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まとめ

今回は、セカンドリビングのリフォームについて紹介しました。セカンドリビングはダイニングや寝室と違い、生活に必須の部屋ではありません。しかし自由度の高い空間なので、あれば生活を豊かに彩ることができるでしょう
セカンドリビングを設置して、ワンランク上の日常生活を楽しんではいかがでしょうか。