すっきり綺麗な玄関をシューズクローゼットで実現しませんか?

玄関は、家族だけでなく住まいを訪れる方を迎えるその家の顔。 しかし、毎日使っているとどうしても物であふれてしまいがち。特に靴などは家族が増えるとどうしても収納場所がなくなってしまいます。 そんな時に便利なのが、シューズクローゼット。シューズクローゼットというと、ただ単に靴を収める場所と思われがちですが、実際には家族の要望に応じて様々な使い方があるものなのです。そこで今回はシューズクローゼットのメリットやデメリットとともに、実際にリフォーム工事などでシューズクローゼットを作る際の注意点などを詳しくご紹介してまいります。


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あなたの玄関、靴であふれていませんか?

多くの住まいにおいて、玄関はそれほど大きな面積でないにも関わらず、さまざまなものが置かれています。皆さんの住まいにも靴やゴルフ道具、傘やお子さんの遊び道具、車のキーななどがあちこちに置かれていて、雑多な印象になっていませんか?

限られたスペースの玄関、どう使う?

玄関は家を出入りする際に毎日使うもの。出かける時や外から帰ってくる時、郵便や荷物を受け取る時などそれぞれのタイミングで必要になるものを置いてしまいがち。備え付けの下駄箱を利用して、収納を工夫している方も多いと思いますが、それでもロングブーツや傘などの長いものや、ゴルフクラブなどの趣味の道具は、なかなかすっきりとしまい込めるものではありません。

リフォームなどでこの下駄箱を大きくするという選択肢もありますが、背の高い下駄箱は圧迫感があり、限られたスペースの玄関がさらに狭く感じられてしまうこともあります。そんな時に便利なのが、シューズクローゼットなのです。

シューズクローゼットってどんなもの?

シューズクローゼットはシューズクロークともいい、通常は玄関の横に作られる大きな納戸の収納スペースを指します。
シューズクローゼットをつくることで、靴やゴルフバッグ、アウトドアグッズ、子どもの遊び道具やベビーカー、ペットの散歩に必要なリード、車の鍵やバイクのヘルメット、そのほかにも様々な日用品や、緊急時に必要な消火器から非常用の持ち出し用袋まで、多くのものを置いておくことができます。

実際に、4人家族であれば靴だけでも40足近くになりますから、これが収まるだけでも玄関はすっきりと片付きます。
シューズクローゼットの魅力はその収納力に加えて、「お客様に住まいの日常を見せなくてよくなる」点。急なお客様が来た時でも、玄関が綺麗であればすぐに案内することができます。

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シューズクローゼットをつくる際の注意点

リフォームやリノベーションで、シューズクローゼットを作る前に、まずはシューズクローゼットの種類や注意点などを確認しておきましょう。

シューズクローゼットの種類

シューズクローゼットには大きく分けて2つの種類があります。

■ウォークインタイプ
ウォークインのシューズクローゼットでは玄関の横に納戸をつくり、物を収納します。このタイプのメリットは高い収納力で、いわば玄関にもう一つの倉庫や物置を作ってしまうイメージです。
大家族や玄関にものが多いお家や多趣味な方はこのタイプがオススメ。
玄関のものをごっそり収納に移動してしまえるので、お客様をお通しする際も荷物を見せずに済みます。ただしウォークインタイプのシューズクローゼットの場合は、日常的に使う靴をしまってしまうと、取り出すのが意外と面倒。そのため、玄関に小さな靴箱などを設ける必要があります。また、収納力があり多くの道具をしまい込める分、匂いや湿気がこもりやすいのも難点です。リフォーム業者と相談しながら、換気設備を用意したり、可能であれば窓を作りつけるとこうした問題は解決します。

■ウォークスルータイプ
ウォークスルータイプのシューズクローゼットはその名の通り、通り抜けられるクローゼットで、玄関から住まいの中へと続く動線上に収納スペースを設ける形となります。
ウォークスルータイプの魅力は、スムーズな生活動線が出来上がる点。
家の出入りの際にクローゼットの中を通ることで、靴の脱ぎ履きはもちろん、必要なアイテムをその場で選んで持ち出し、帰ってきたらその場で収納ができます。
その反面、ウォークスルータイプのクローゼットは、ウォークインクローゼットと比べて収納量は少なくなりがち。
また、お客様を案内することを考えるとクローゼットの中を通るものとは違う、玄関から家の中に向かうもうひとつの動線を設ける必要があります。

それぞれのスペースでどのくらいの物が収められる?

リフォームなどでシューズクローゼットを作るのは、スペース取りなどの問題から難しいように思えますが、実際は1畳ほどのスペースでもクローゼットを作ることは可能です。
1畳程度でも壁面を利用した造作棚やレインコートをかけるためのハンガーを活用すれば4人家族の靴と日常的に使う小物をしまうのであれば十分な広さ。靴と趣味の道具などを収納するのであれば、2畳ほどのスペースが必要となります。3畳以上になってくると靴や趣味のアイテム、それからスポーツサイクルなどの収納も可能になってきます。

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気になるシューズクローセットリフォームの価格は?

シューズクローゼットを実際に作るとなると気になるのはその価格。
住まいをリフォームしてシューズクローゼットを新たにつくる場合、十分なスペースがあればその一部を区切って独立型のクローゼットを作ります。その際の費用は、おおよそ20〜40万円。
玄関の土間の脇に1畳分のウォークイン型のクローゼット作る場合も30万〜50万円ほど、2畳以上のスペースは50万円〜が費用の目安。

3畳ほどのスペースがあり、複数の動線を設けたウォークスルー型のシューズクローゼットを用いる場合は50〜100万円ほどの費用が必要です。

ナサホーム のシューズクローゼット事例

狭いようでいて意外とデッドスペースが多い玄関。ナサホームでもお客様とともに相談をしながら、数多くのシューズクローゼットのリフォーム施工を手がけてまいりました。

こちらは、玄関とお部屋の間に、玄関まわりのものが全部収納できる大容量のシューズクロークを造作した事例。たくさんの靴が収納できるよう、稼働棚を側面と奥に8段ずつ設けています。さらにミラーやエコカラットで品のある玄関に仕上がりました。

この施工事例の詳しい紹介はこちら

広い玄関を活用してウォークスルータイプのシューズクロークを施工した事例です。入り口は二箇所設けて動線を確保したため、ポストを見に行くときなどに履くちょっとしたサンダルも、来客の目に触れずいつでも履ける状態にして置けるようになりました。また家族用の動線と、来客専用の動線が分けられる点も大きなメリットです。

この施工事例の詳しい紹介はこちら

プロと一緒に家族の将来を設計しよう

介護リフォームを行う際には、将来を見据えたプランづくりが不可欠。また、介護目的のリフォームには、補助金の利用も可能です。

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まとめ

新築当時は使いやすかった玄関も、家族が増えまた趣味などが高じてくると案外狭く感じてしまうものです。近年では戸建てだけでなく、マンションなどでもシューズクローゼットリフォームの需要は増えてきていますので、玄関周りの収納にお困りの際はぜひ、実績豊富なナサホームにご相談を。
創業以来約71,000件のリフォーム実績と、年間の実績数も約8,750件という豊富な経験を生かして、皆様に最適なシューズクローゼットを提案いたします。