【事例あり】壁面収納をつくるリフォーム!メリットや気になる費用は?

家の中に物が増えると、どうしても気になってしまうのが部屋の見栄えです。「収納を増やしたい」「部屋をおしゃれに見せたい」と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか? そんなときは、壁面収納を検討してみませんか? 壁面収納とは、壁を利用して設置する戸棚などの収納スペースのことで、収納だけでなく部屋をおしゃれに見せられると注目を集めています。 この記事では、壁面収納のメリットや注意点、気になるリフォーム費用の相場について紹介します。


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壁面収納 リフォームの メリット

壁面収納を設置すると どんなメリットがあるのか見ていきましょう。

機能性が高い

既存の家具では得られない機能性の高さが大きなメリットです。

壁面収納は床面から天井までの広い空間を利用できるため、既製家具よりも収納ボリュームがあります。

奥行きなどのデッドスペースの活用ができるため、効率的で無駄のない収納設計が可能です
また、寸法にゆとりがあれば家具の組み合わせがしやすいことも特徴です。

例えば、上下セパレートの収納+学習机を組み合わせれば、限られたスペースでも多くの収納と学習空間を確保できます。

TVボードとの組み合わせでは、通常ではデッドスペースになりがちなテレビ上部や周辺も収納として活用できます。テレビの周りに多くなりがちな配線類を収納の中に隠すことでスッキリと 見せられます。

また、床に つかず浮いた状態の収納をフロートタイプといいます。 収納が増えても床への接地面がないため、掃除しやすいというメリットもあります。

壁面収納ならではのデザイン性

部屋の大部分を占めている壁面を利用することで、部屋の印象をまとめたり、ガラッと変えたりできることも壁面収納ならではのメリットです。

部屋のサイズに合わせて収納 を設置できるため、全体的に統一感のあるデザインにしやすいでしょう。

また、ほかの壁との色やデザインのコーディネートが楽しめるのも魅力的です。

デザイン性の高い壁面収納を設置したり、見せる収納でインテリアにもこだわったりすることで、ワンランク上の室内空間を演出できるでしょう。

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壁面収納リフォームの費用相場

壁面収納リフォームの費用は施工する範囲や、既製品かオーダー品かなどによって大きく異なります。

大まかな費用相場の目安として下記の表のとおりです。

壁面収納リフォームの費用相場

壁面収納リフォームの内容 費用相場
リビングの壁面収納 30万円~60万円程度
シューズクロークを備えた玄関の壁面収納 10万円~30万円程度
キッチンの壁面収納 30万円~40万円程度
本棚型の壁面収納 20万円~50万円程度
ディスプレイ棚 10万円~30万円程度

下地補強などの追加作業が必要な場合もあるので、より具体的な費用を把握したいとき は複数の施工会社に見積 りを依頼しましょう。

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壁面収納リフォームの種類と事例をご紹介

壁面収納リフォームといっても、状況 や目的によって多くのケースがあります。

この項目では代表的な事例を紹介 しています。 リフォームを検討中の方はぜひ参考にしてください。

インテリアを楽しめる見せる壁面収納

こちらはリビングスペースに壁面収納を設けた事例です。

もともと建物自体が築40年ということもあり、施工前は和室がメインの古風な印象のあるお家でした。

明るいイメージに変えたいという要望から、全体的に白を基調とした空間に一新し、リビングに見せる収納として壁面収納の棚を設置しています。

この棚は、もともと写真や絵を多く飾られていたのを参考に造作して取り付けたものです。

壁面に棚を設けることで圧迫感を感じにくく、置物などのディスプレイが楽しめるようになりました。

暗いイメージの空間から、白で統一されたデザイン性の高い明るくおしゃれなリビングに変身したリフォーム例です。

見せる壁面収納の事例について詳しくはこちら

大容量の収納スペースでスッキリとした住まい

こちらは居室・リビングスペースに壁面収納を設置した事例です。

施主様とご両親が快適に暮らせるお家にするため、玄関や洋室などに壁面収納を設置して、大容量の収納場所を確保しています。

リビングにはインターネット関連やPCなどを置けるようにプランニングし、扉つきの壁面収納を設置しているため、荷物が多くても中が見えないため部屋がスッキリとした印象です。

洋室には大型のクローゼットを追加して、室内空間も確保しつつ大容量の収納を設けました。

さらに4帖半の納戸を設け、壁には可動式の棚を取り付けました。これによって、荷物の大きさに合わせて収納スペースをつくることができるため機能的にも優れています。

玄関には広いスペースがあったため、大型の壁面収納を設置し、ゴルフバックなど大きな荷物も収めることができるようになりました。土間続きとなっている特性を活かして圧迫感を軽減させています。

デッドスペースをなくし、収納とデザインにもとことんこだわったリフォームといえるでしょう。

扉つき壁面収納の事例について詳しくはこちら

使い勝手の良い壁面収納

寝室・ウォークインクローゼットに活用できる事例です。

こちらは、子どもの成長を考えて将来的にも使いやすく、小さなスペースでも活かせる壁面収納を設置しています。

スーツやタオルなど目的に応じて可動棚や固定棚を使い分けられ、より機能的な収納スペースが完成しました。

これらのほかにも、ハイタイプ・ロータイプ・フロートタイプ(吊戸棚型)など豊富な事例があります。

可動棚・固定棚の壁面収納の事例について詳しくはこちら

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壁面収納にリフォームする前に確認しておくべき注意点

収納面やデザイン性に優れた壁面収納にも注意すべき点はあります。

後悔しないように、リフォームをする前にしっかりと確認しておきましょう。

一度施工すると簡単に撤去ができない

家具を増やすこととは違い、壁面収納は工事をしたあと容易には撤去できません。

そのため計画段階がとても重要です。デザイン性も重要ですが、使いやすさを忘れてはいけません。用途のシミュレーションをしたうえで棚の数や高さ、配置などを考えましょう。

扉付きの収納の場合は、扉の開閉スペースに注意が必要です。大型の壁面収納が設置できても、扉がうまく開け閉めできなければ使い勝手が悪くなります。

収納スペースそのものだけでなく、空間や使用する状況にも気をつけて設置しましょう。

マンションでリフォームする際は要注意

戸建のマイホームの場合は契約などの問題はありませんが、マンションの場合はリフォーム可能かどうか確認が必要です。

リフォームを行う前に必ず管理規約や契約書を確認しておきましょう。壁に穴を開けてはいけない、マンション共用部分の工事は禁止など記されていることがあります。

着工後に禁止事項が判明すると、工事が中止となりプランの練り直しになります。

そのほかにも、リフォームには注意するポイントが多くあるため、リフォーム会社にしっかりと相談することが大切です。また、安心して工事を任せられる会社選びも重要です。

信頼できるリフォーム会社を選ぶ際には、ぜひナサホームをご利用ください。

ナサホームは創業以来約62,000件、年 間約7,750件の施工実績があり、20年以上積み重ねた経験と技術力がありますので、安心してお任せいただけます。

施主様には担当者がつき、お悩みやご相談に対してじっくりとお話を聞いて、状況に応じた最適なプランをご提案いたします。

ご相談は無料ですので、リフォームのお悩みがありましたらぜひお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

壁面収納を設置することで、多くの収納スペースが生まれるだけでなく、デザイン性も優れた 上質な室内空間を演出できます。

費用はリフォーム内容によってさまざまです。オーダーメイドなどデザインにこだわりたい場合は、複数の会社を比較することでより希望に近いプランを発見できるでしょう。

施工後はすぐに撤去できないため、あらかじめ信頼できる会社と相談しながら慎重に計画を立てましょう。