リフォームとリノベーションの違いとは！特徴、費用を比較してみた。

自宅の改装工事を検討している人の中には、”リフォーム”と”リノベーション”の違いを具体的に知りたいと感じている人もいるのではないでしょうか。今回はリフォームとリノベーションの特徴やそれぞれの費用相場、具体的な施工事例について解説していきます。

1 リフォームとリノベーションの違いはない
2 リフォーム・リノベーションの特徴
3 リフォームとリノベーションの費用相場
4 リフォームとリノベーションそれぞれ向いている人
5 ナサホームならリフォームからリノベーションまで対応
6 規模の大きいものから小さいものまで！ナサホームの施工事例
7 まとめ

リフォームとリノベーションの違いはない

実は、リフォームとリノベーションを区分する明確な定義はありません。工事の規模が大規模なのがリノベーション、小規模なのがリフォームという形で区分されることも多いですが、リフォームもスケルトンリフォーム（フルリフォーム）という施工内容であれば大規模になることがあります。

それを踏まえて、まずはリフォームとリノベーションについて、それぞれの名称で呼ばれる具体的な施工内容を解説していきます。

目次へ

リフォーム・リノベーションの特徴

先ほどもお伝えした通り、リフォームとリノベーションに明確な定義はありません。しかし、改装工事を検討していると、どちらを選べば良いか悩みますよね。まずは、一般的にいわれているリフォームとリノベ―ションの特徴を紹介していきますのでぜひ参考にしてください。

リフォームの特徴

リフォームは、古くなった建物を新築同様に戻すことを目的に行われます。たとえば、昔ながらのステンレス浴槽をユニットバスにしたり、古い台所を最新のシステムキッチンにしたりなど、設備を新しくするのがリフォームといわれています。

また、大規模な工事を伴うスケルトンリフォーム（フルリフォーム）」とは、戸建てやマンションの水回りや内装を全て工事することを指します。以下のページで詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてください。

＞＞【予算は？期間は？】フルリフォームで快適な我が家にする方法

リノベーションの特徴

一方でリノベーションは、戸建てやマンションを改修するのに加えて新たな機能を与え、新築だった頃以上に価値を上げることを目指します。

間取りを変更したり、配管の移動を行って水回りの場所を移動したりと、工事の規模は住まい全体に及ぶのが一般的です。

目次へ

リフォームとリノベーションの費用相場

一般的にリフォームとリノベーションでは工事の規模が大きく異なるため、かかる費用にも幅が出てきます。ここではそれぞれの費用相場を紹介していきます。

リフォームの費用相場

リフォームの費用は工事する箇所や内容により費用は変動していきます。それぞれの費用を紹介していきます。※費用は自社施工の相場です。会社によって施工費用は異なります。

キッチンリフォームの費用

キッチンのリフォームは50万円から100万円程度が相場です。ただし、キッチンをオール電化したり、アイランド型キッチンにするなどでキッチンそのものの場所を変更したりする場合には、100万円から200万円程度かかることもあります。

お風呂・浴室のリフォーム費用

お風呂・浴室のリフォームにかかる費用相場は、ユニットバスの入れ替えなら50万円から100万円程度、昔ながらの浴槽からユニットバスへの変更であれば100万円から150万円程度かかることもあります。

トイレのリフォーム費用

トイレでは、和式から洋式への変更では約25万円から費用を要します。洋式から洋式への入れ替えでも、内装なども合わせてリフォームするなら20万円から50万円程度かかることを想定しておくと良いでしょう。

リノベーションの費用相場

フルリノベーションは、家の中の壁などを取り払い、一度骨格のみの状態にしてから行う工事といわれています。ここではフルリノベーションを想定した費用相場を、敷地の広さ別に紹介します。※費用は施工会社によって異なります。

・40㎡：約500万円から
・50㎡：約550万円から
・60㎡：約650万円から
・70㎡：約700万円から

リノベーションでは規模が家全体といわれているため、費用も高額になることが多いと予想されます。しかし、従来の自宅を一新することができるため、近年人気の改装工事です。

目次へ

リフォームとリノベーションそれぞれ向いている人

住んでいる家をより住みやすくしたいと考えるとき、リフォームとリノベーションのどちらを選ぶべきなのでしょうか。ここでは、リフォームとリノベーションに向いている人や家の状況について解説していきます。

リフォームに向いている人

「昔ながらの浴槽を新しくしたい」「トイレが古く使いにくい」など、家の古い設備のみを新しくしたい場合はリフォームで充分補えるでしょう。工事は住まいの一部で行われるため、施工箇所によっては工事中もそのまま住み続けることが可能です。

また、リフォーム工事を行うのは一部分のみとなるため、家全体のイメージはそのままに、使いにくい箇所のみを変更したいという人にも向いています。加えて工事範囲が限られることから、工期が短く済むのもメリットとなるでしょう。

リノベーションに向いている人

たとえば「いまの家で両親と同居することになった」「子どもが独立して部屋を持て余している」といった状況では、現状の家の間取りや設備が生活スタイルに合わなくなることがあります。この場合は家全体をガラッと変えるのがおすすめです。

加えて、リノベーションはリフォームより費用がかかりますが、新築を建てるよりは安く済みます。いま住んでいる家の立地などに不満がない人は、リノベーションをおすすめします。

また、リノベーションは壁などを取り払って工事を行うため、基礎部分への施工が必要な工事を行うことができます。たとえば耐震性や断熱性を向上させたい場合にも、リノベーションを選ぶべきです。

ナサホームならリフォームからリノベーションまで対応

ナサホームでは、お客さまの安全・安心を一番に考えながら、サービス提供を行っています。
大阪、兵庫、奈良、京都にてリフォーム事業を展開しているナサホームでは、リフォームはもちろん、ここで紹介したリノベーションの施工内容の実績も豊富です。小規模な設備交換から、間取り変更をともなう大規模改装まで、いつでもご相談くださいませ。

お問い合わせはこちらから随時受付しています。

現在は、テレビ電話にてご相談可能な「オンライン相談」も受け付けています。新型コロナウイルスの流行により、まだまだ外出することに抵抗がある人も少なくないことでしょう。「リフォームの相談はしたいけれど、人と接触することは控えたい…」という方はぜひご利用ください。

目次へ