生活にひと工夫できるサンルーム!活用方法とリフォーム費用!

ベランダに洗濯物を干すと、一日中お天気を気にしないといけなかったり、花粉や虫に気を遣ったりと気苦労しますよね。 その点、サンルームは日光があたりやすい室内に設置されるため、気にすることなく洗濯物を干すことができます。その魅力いっぱいのサンルームを作るには、いったいどのくらいのリフォーム代がかかるのでしょうか。ここでは、サンルームの活用方法とリフォームでかかる費用について紹介します。


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便利で快適なサンルーム!リフォームしたくなる魅力とは

まずは、サンルームがどのように便利で快適なのか、その魅力を詳しく紹介していきます。

魅力①洗濯物を干すのに最適

サンルームは、日差しがたっぷり入る造りになっているので、洗濯物が乾きやすいのが最大の魅力です。光をたっぷりと浴びるので、まるで外で干したかのようになるでしょう。

また、外と仕切られているので、雨やホコリ、花粉の影響を受けないというのも魅力です。梅雨や花粉の時期などは、思ったように洗濯物が干せなくて焦ってしまいますが、サンルームがあれば季節や天気を気にせずに洗濯物を干すことができます。

他の家事に集中している最中、突然雨が降っても慌てて洗濯物を取り入れる必要がないので、効率よく家事が片付くでしょう。

魅力②庭と同じ感覚で使える

サンルームは家の中から出入りしやすいので、庭と同じ感覚で使うことができます。ドア1枚開ければすぐに出られますし、外用のスリッパに履き替えることもありません。

また、先ほどお伝えしたようにホコリや花粉の影響を受けない空間なので、非常にストレスフリーに出入りすることができます。花粉症で悩んでいる人にとっては、過ごしやすい空間といえるでしょう。

デメリットについても知っておこう

このようにサンルームには魅力がありますが、デメリットもいくつかあります。

ガラスの種類によっては、直射日光が入るため夏は暑く、外気とガラスで面しているため冬は寒くなりやすいという点です。

窓が大きいので、外の気温の影響をダイレクトに受けることになり、ドア1枚を隔ててすぐに室内なため、影響を受けてしまいます。夏は暑く、冬は寒い状態になるためサンルームのガラス選びは重要です。

サンルームはガラスなど透明なもので囲まれた空間です。そのため、汚れが目立ちやすく、掃除の手間が増えることも覚えておきましょう。特に天井部は「気づいたら汚れている…。」ということもあります。お手入れを忘れていると汚れが溜まっていくので忘れないようにしましょう。

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サンルームの活用方法!アイデア次第で様々なベランダに!

サンルームは洗濯物を干すために使っている人が多いですが、そのほかにもさまざまな使い方ができます。ここでは、サンルームの活用方法についてご紹介します。

ガーデニングに

サンルームはよく日が当たるので、ガーデニングに適しています。外で育てるよりも温度が安定しており、風や虫の影響を受けにくいため、安全な場所で大切な植物やお花を育てることができるでしょう。

台風や雪などに悩まされることなく、常に安定した環境でガーデニングを楽しむことができます。もしサンルームを作ったら新たにガーデニングの趣味を始めてみても良いかもしれませんね。

ペットの飼育に

ペットのお部屋として使うのもおすすめです。外の景色が見えるとペットが喜び、室内でもストレスフリーに過ごすことができます。

しかも、床材の素材によっては掃除も簡単なので、部屋の中で飼うよりも楽になることも考えられます。また、キャットタワーやゲージなど、室内では場所を取るものを設置してみてはいかがでしょうか。部屋が狭くなるからと敬遠していたものでも、サンルームなら気兼ねなく設置できます。

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【タイプ別】サンルームのリフォームでかかる費用

では,サンルームのリフォームにはどの程度の費用がかかるのでしょうか。費用の相場を解説していきます。

相場は30万円から300万円程度

サンルームは、設置場所や広さ、素材、オプションの有無などで費用が異なるため、30万円から300万円程度と非常に幅のある相場になっています。工期(出来上がる期間)も1日~1ヶ月とさまざまです。

以下は、サンルームのタイプごとによる費用相場になります。

床納まりタイプ

床がついているサンルームのこと。部屋からそのまま出入りできるため、一番人気があるタイプです。このタイプでは、3畳なら50万円から85万円程度、6畳なら70万円から110万円程度が相場になります。

土間納まりタイプ

これは、コンクリートなどの上に取り付けるタイプのサンルームのこと。床はないので、室内から出入りするには外用の履物が必要になります。自転車やごみの一時保管場所として使われることが大半です。価格は3畳で45万円から70万円程度、6畳で65万円から90万円程度が相場になります。

造付バルコニー囲いタイプ

これは2階のバルコニーを囲むように取り付けられるサンルームのこと。1階に取り付けるものよりも基準が厳しくなります。価格は45万円から70万円程度です。

アルミバルコニー納まりタイプ

これはバルコニーがない家の2階に取り付けるもので、柱を下から伸ばして取り付ける場合と、屋根の上に取り付ける2通りあります。価格は45万円から75万円程度が相場です。

費用が高くなるポイント

サンルームのリフォームは、本体価格のほかに追加料金がかかるため、費用が高くなってしまうことがあります。

基礎工事の有無、カーテンレールや換気扇などオプションの有無、素材やデザインのこだわりなど、せっかくだからあれもこれもと盛り込むと、費用は高くなってしまいます。

また、夏は暑く冬は寒いなどの、外気の影響を受けやすいため、空調設備や遮熱ガラスの設置などを入れることができますが、こちらも追加費用が必要です。そのため、リフォームを検討している場合は、あらかじめ予算を決めておきましょう。

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サンルームのリフォームを考えている場合は

サンルームを作ろうと考えても、どのような業者を選べばよいのでしょうか。ここでは業者選びのポイントについて紹介します。

実績の多い業者を選ぶ

リフォーム業者には様々な種類があります。例えば外観が得意なリフォーム業者や屋根が得意なリフォーム業者など。そのため、リフォーム業者によって対応できる範囲が異なることがあります。希望に合ったサンルームを作るためには会社のHPで実績を確認しておきましょう。

また、サンルームの設置には複雑な要素があります。例えば、防水加工や増床許可などいくつかの条件が必要になります。それらの対応に実績がある業者であればスムーズにリフォーム工事を進行することができるでしょう。

それだけでなく、サンルームを活用するうえで、発生し得るデメリットの解決策も提案してくれる業者なら非常に頼りがいがあって安心できます。

このことから、提案力と実績を持っているリフォーム業者を選びましょう。

>>良心的なリフォーム会社の選び方!決め手となるポイントを紹介!

信頼できる業者を選ぶ

リフォームは人生のなかで大きな選択のひとつと言えるでしょう。だからこそ、信頼できる優良なリフォーム業者に依頼したいですよね。信頼できる判断基準のひとつとして資格を所持しているかを確認しましょう。

リフォームの工事に資格は必要ありません。そのため、資格のない担当者は専門的な知識を持っているか判断がつきにくいでしょう。以下の資格は専門的な知識を保持していることを証明できる資格です。ぜひ確かめてみましょう。

・建築士
・施工管理技士
・インテリアプランナー など

これらだけではありませんが、資格の有無は信頼できる業者かを判断できる要素になります。資格の有無もHPで確認することができます。少し手間にはなりますが、サンルームのリフォームを少しでも成功させるためにもしっかりと確認しておきましょう。

まとめ

今回はサンルームのリフォームについてご紹介しました。サンルームは洗濯物を効率よく乾かすのに適しているだけでなく、ガーデニングの空間やペットのお部屋などさまざまな使い道ができ、ライフスタイルの幅も広がります。

また、弊社ナサホームでは内装もエクステリアも、すべてのリフォームを行うことができるノウハウもしっかりと蓄積しているため、さまざまな角度からのご提案が可能です。常にお客様の希望にお応えし、満足度を高めるリフォームの提供を心がけています。サンルームのリフォームならぜひ一度ご相談ください。