冬場の窓に見られる結露は、室内の暖かい空気が外気で冷やされた窓ガラスに接する事で、空気中の水蒸気が水滴に変わり発生します。
結露はジメジメして不快に感じるだけでなく、カビの発生やダニの生息などを促し、健康や家に悪影響を及ぼしかねません。
結露を防ぐには、内装材を防湿性の高い調湿建材に変えるリフォームがおすすめです。
エコカラットとは、粘土鉱物などの微細な孔を持つ原料を焼成した内装建材です。
エコカラットの内部にはたくさんの小さい穴(微細孔)が空いていて、湿度が高い時には空気中に水分を放出するという湿度を調節する機能が 備わっているので、冬の結露だけでなく、夏のジメジメにも効果があります。
湿気を抑えることで、ダニやカビの発生も抑制できますし、嫌な生活臭やホルムアルデヒド等も吸収してくれるので、快適な室内環境を作れます。
珪藻土という塗り壁にも調湿効果があります。
珪藻土とは植物性プランクトンの死骸が堆積してできた土層から採取される土で、断熱効果に優れ、 外気温に影響されにくく、室内の湿度を調整してくれます。
それぞれの調湿建材を同じ面積に施工した際に吸収する湿気の量を比較すると、
エコカラットは調湿壁紙の24倍もの水を吸収することがわかります。
結露を防ぐ建材や方法はたくさんありますので、お悩みの方は是非ご相談ください。