冬は特に大気中の水分量が減っていて、体温と外気の温度差が激しい状態になっています。
その状態で暖房器具を使用すると、室温は上昇しますが湿度は低下し、乾燥の原因になってしまいます。
床暖房は、遠赤外線を利用した「ふく射熱」が壁や天井に反射して室内全体を暖めます。
そのために足元の温度が28~30℃の時、室温は18~20℃になり、お部屋全体が陽だまりのような暖かさに包まれます。
□サーモグラフィーによる温度分布比較□
【床暖房】
床面からお部屋を暖めます。
【電気カーペット】
床面だけが暖まります。
【電気エアコン】
床面までは暖まりません。
床暖房は湿度40%を保つことができるので、皮膚の水分量が減りにくく、お肌のカサカサも防ぐことができます。
冬に流行する風邪などは、乾燥と低湿度が主な原因なので、室内の湿度を保てる床暖房は、抵抗力が弱く風邪やインフルエンザにかかりやすい お子様や、高齢の方がいるお家には大変オススメです。
□お肌の水分量の比較□
気流が発生しない床暖房は、2時間使用しても水分量はほぼ一定ですが気流が発生するエアコンは、使用時間が30分を超えると25%も水分量が減っています。
床暖房には電気式と温水式がありますが、どちらを入れると効率的かは各ご家庭の生活スタイルによって違います。
冬に向けて床暖房をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。