間取り変更リフォームで快適な住まいに!注意点を押さえてリフォームしましょう

立地に不満もなく、引っ越すほどではないけれど、部屋が狭くて生活しにくいと感じられている方のなかには、リフォームを検討している方もいるでしょう。同じ広さでも間取りを変更することで、住み心地が大きく違ってきます。しかし、間取りの変更は大規模なリフォームになるため、注意が必要です。 ここでは間取りを変更するリフォームの事例と注意点について紹介します。


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間取り変更リフォームの事例

間取り変更リフォームの事例を3つ紹介します。

広くなった明るい印象のリビングダイニング

https://nasahome.co.jp/works/w_living/plan_living_toyonaka.html

1階部分を全面的にリフォームした事例です。リフォーム前は北側にリビングがあり、南側に仏間がありました。これをひとつにつなげる内容の間取り変更リフォームです。

リフォーム以前のリビングは日当たりが悪く、日中でも電気をつけていましたが、リフォーム後はその必要がなくなりました。これは光熱費の削減にもつながっています。

お部屋全体の印象が明るくなるよう、フローリングにはイクタや鈴木フロアー、ブラックチェリーの素材を使用しています。

また、リフォームによりスペースが増えたため、テレビボードに合わせてコレクションの飾り棚を設置しました。リフォーム前は物が散乱していましたが、見違えるようにスッキリしています。

リビングとダイニングの仕切りにはドアを設置しました。ドアを閉めれば音も聞こえなくなるため、リビングとダイニングそれぞれで、好みのテレビを楽しめます。

広々とした落ち着きのあるナチュラルな印象の空間

https://nasahome.co.jp/works/w_living/extensive-natural-living.html

リビングと隣の部屋をつなげてスペースを広くした事例です。
壁紙やフローリングなども一新しています。壁を撤去した場所に残っている筋交いは、新しいフローリングの木目とデザインが非常にマッチしています。

家具も木目調のデザインのものに新調して統一感のある空間になりました。さらにダウンライトの照明を施工し、ナチュラルでおしゃれな空間に彩っています。

スケルトン工事で間取り変更をした明るい空間

https://nasahome.co.jp/works/w_living/sukeruton-madorihemou.html

スケルトン工事というのは、内装や設備などをすべて取り除く工事のことです。躯体だけを残して、内装や設備を全面的に新しくするので、間取り全体を変更することができます。

全面工事となるため、お客様が完成後の様子をイメージしやすいようにパースを作成しました。パースというのは、建物の完成を立体的にイメージできるようにさまざまな方向から描いた設計図のことです。

スケルトン工事では、配管や配線などの位置も変更できます。これにより水道の場所も変えられるため、キッチンや浴槽、トイレなどをリフォームするときに便利です。

壁の中に断熱材を追加し、結露やカビなどの対策も実施できます。

ホワイトクロスやニドムエコのメープル材の床材を使用することで、開放感を演出しています。以前よりも開放的な明るい雰囲気のお部屋になりました。

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間取り変更リフォームをする上での注意点

ここからは、実際に間取り変更リフォームをする際、どのような点に注意が必要なのか解説します。

マンションで間取り変更する際は管理規約を確認

マンションの場合、リフォームに関して管理規約に規定が置かれていることが多いです。禁止事項が設けられていることもあるため、工事を依頼する前に管理規約を必ず確認しておきましょう。

戸建住宅と比べて制限が大きいので、マンションによっては排水経路や配線位置などを動かせないなど、水廻りのリフォームができない場合もあります。

費用が高くなる工事は避ける

配管や配線などの移動をともなう工事は大掛かりになることが多いです。したがって、工事費用が高額になるため、できるだけ避けるのが無難でしょう。なるべく既存の設備を活かす方法でリフォームするのが望ましいです。

また、施工期間が長い場合も工事費用が高額になる可能性があります。工事中に仮住まいに住む場合には、その分の費用もかかることから、施工期間はできるだけ短いほうが良いでしょう。

費用が特に高額になりやすいのは水廻りの工事です。配管の移動が必要になることが多く、短期間の工事で済ませるのは難しくなります。そのため、水廻りの位置はなるべく変えないように検討することをおすすめします。

家の環境によっては間取り変更できない場合も

この記事で紹介した事例のように、間取り変更リフォームでは、壁を取り払ったり、新たに設置したりするケースが多いです。しかし、建物の構造によっては、柱や梁、筋交いなどの位置の関係で、壁を取り払うと強度を損なう場合も多いです。

マンションの場合、建物全体の構造に関わる壁は撤去できないと考えましょう。また、戸建て住宅では筋交いが入っている壁は、構造上撤去できないケースがあります。

壁を取り除きたい場合には、まずリフォーム業者に相談してみましょう。工夫を凝らして壁を取り除く方法や代替案など提案してもらえる場合もあります。

業者選びは慎重に

間取り変更リフォームは工務店やリフォーム専門会社、ハウスメーカーなどに依頼することができます。それぞれの特徴を押さえた上で、業者を選びましょう。

工務店のメインは木造戸建てのリフォーム工事で、工事費が安く抑えられるのが特徴です。十数人の大工さんで成り立つところが多く、高度な設計図や、デザイン性を求める方には不向きかもしれません。

リフォーム専門会社は、業者によって施工の範囲が異なり、リフォーム全般に対応している所もあれば、増改築・リノベーションなど大規模な工事が得意という会社もあります。依頼する際には、前もって確認しておきましょう。

ハウスメーカーは、どんな構造の住宅にも対応でき、モデルハウスやショールームが充実しています。設計や施工担当者など、役割が細かく分かれているので、複雑になりがちな工程に効果があります。その一方で、費用が高額になりやすいのが特徴です。

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間取り変更リフォームを依頼するなら

間取り変更リフォームをすると決まったら、業者を比較してみましょう。

まずは相見積もりを

間取り変更リフォームは大掛かりな工事です。費用も高額になりますので、同じ内容のリフォーム工事でも、業者による費用の差が大きくなります。良さそうだと思ったところを見つけてすぐに決めてしまうと、損をしてしまう可能性があるため、相見積もりをとってから決めることをおすすめします。

工事費用の相場や自分に合った提案かどうかを見極めるためにも、最低でも3社から見積もりを取るようにしましょう。

ナサホームでも間取り変更リフォームは可能

ナサホームではリフォーム工事を専門に行っており、間取り変更リフォームの実績も豊富です。公式サイトには事例を多数掲載しています。

創業時からのリフォーム工事全体の実績は約88,000件以上となっており、間取り変更リフォームだけでなく、リフォーム工事全般において豊富な実績を誇ります。
年間の実績数だと約9,200件になります。

公式サイトには、実際にナサホームを利用したお客様の口コミも多数掲載していますので、業者選びで迷ったときにはぜひ口コミを参考にしてみてください。お客様と似た環境での間取り変更リフォームの口コミは、良い判断材料になるでしょう。

また、ナサホームでは見積もりは無料で承っています。相見積もりで業者比較をする際には、ぜひナサホームも候補に入れて、検討してみてください。

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まとめ

狭くて不便だと思っていた家でも、間取り変更リフォームを行うことで、住みやすくなります。柱や筋交いなどの位置によりリフォームが難しい場合もありますが、リフォームをしたいのであれば一度業者に相談してみると良いでしょう。

また、業者を選ぶ際には、相見積もりをとって比較してみることが大切です。複数の業者を比べてみることで、費用相場も把握できます。十分に検討を重ねた上で、納得できる業者に依頼するようにしましょう。