リフォームで子供が独立した後の家を有効活用!夫婦2人の家にリフォーム

子供が独立した後の家について、多くの夫婦や家族が一度は話し合ったことがあるのではないでしょうか。子供や兄弟に引き継ぐつもりで現状のままで残しておくという方もいますが、必ずしも「現状を維持すること」が最適とは限りません。 将来的に子供たちに引き継ぐにしろ、思い切って売り払うにしろ、まずはリフォームを検討することをおすすめします。 今回は、子供が独立した後の家をリフォームするべき理由やおすすめの工事についてご紹介します。


この記事は約6分で読み終わります。

持ち家をリフォームするメリットは?

子供たちが独立した後の家は、よく見ると経年劣化が進んでおり、思い切って建て替えを検討する方も少なくありません。

建て替えを考える前に検討していただきたいのが、リフォームです。リフォームは古くなったり不具合が生じたりしている場所のみを新しいものに交換し、新築同様に住みやすくする方法です。

現在の持ち家をリフォームする主なメリットは、次の3つがあげられます。

費用を抑えられる

第一のメリットは、やはり建て替えや住み替えと比べると費用を抑えられる点です。

建て替えは建設費に加えて古家の撤去費用なども必要となるため、想像以上に高くつく可能性があります。住み替えは購入・賃貸のどちらを選ぶかによって総額は異なりますが、住む場所をまるごと変更するため物件にかける費用の他、引っ越し代なども必要です。

また、高齢者の場合は住宅ローン審査に通りにくい(長期の返済が困難と判断されやすい)ため、高額のローンを組めない問題もあげられます。

リフォームの場合、気になる部分のみを補修することができます。たとえば水廻りのみを新しい設備に交換したり、傷んでいる床を張り替えたりと、生じるのは必要な部分にかけるリフォーム費用のみです。

そのため新たに家の購入費がかかる建て替えや住み替えよりも、少ない費用で済みます。

工期を短くできる

第二のメリットは、工期を短くできる点です。

建て替えの場合、通常の建設期間に撤去期間も加わるため、期間が長くなり、その間の仮住まいにかかる費用も増加します。

リフォームは既存の骨組みや設備などを流用するため、大掛かりな工事が不要です。「トイレのみ」「お風呂場のみ」など部分的なリフォームは、短期間で完了します。(内容によっては即日や数日程度です)

住みながらのリフォームが可能な場合は、仮住まいの用意や引っ越し作業も必要ありません。

同じ環境で暮らせる

三つ目のメリットは、住み替えと比べると環境が大きく変化しないことです。同じ立地・同じ住環境で生活できるため、ご近所付き合いを大切にしたい方や近隣に親類が多い方も安心してリフォームを検討できます。

近隣に住み替えようと思っても、理想どおりの立地に引っ越せるとは限りません。地価の変動が激しい地域では、古い家の売却費では希望する物件を購入できないこともあります。

子供が独立する年齢層の方が、環境を大きく変えることは心身ともに負担を生みます。リフォームなら生活環境だけではなく、施工内容次第で家族の思い出が詰まった家の面影も残すことができます。

目次へ

子供の独立後にしておきたいリフォームとは?

子供の独立後にリフォームを検討するのであれば、将来的にも長く安心して住めることを重視しましょう。子供に継がせる場合も、売却を視野に入れている場合も取り入れたいリフォームとして、バリアフリー化・間取りの変更・耐震性や耐熱性の向上があげられます。

この項目では、それぞれのリフォームの特徴やメリットについて解説します。

バリアフリー化

バリアフリー化と一口に言っても、以下のように複数の対策方法があげられます。

・段差の解消
・手すりの取り付け
・ヒートショック対策

スロープや階段昇降機を取り付けたり、トイレや浴室、階段に手すりを取り付けたりと、日常生活を送りやすい環境に整えましょう。

バリアフリー化で見落としやすいのがヒートショック対策です。暖かいリビングから寒いトイレや浴室に移動したとき、気温差による体への負担が生じる現象で、命の危険にも関わります。

現在は問題ないと感じていても、将来を考えて上記のようなバリアフリー化を検討することをおすすめします。

バリアフリー化は自治体によっては補助金が出る場合もあるため、事前に各自治体へ相談してみてはいかがでしょうか。

間取りの変更

ライフスタイルに合わせた間取りの変更もおすすめです。リフォームは既存の設備を取り換えるだけではなく、間取りを大々的に変えることもできます。

たとえば独立した子供の部屋から間仕切りを取り払い、広々と使える一室を設けることも可能です。夫婦それぞれの寝室に作り替えたり、書斎やサロンを設けたり、トイレや浴室のスペースを広げても良いでしょう。

耐震性、耐熱性の向上

デザインや間取り以上に重視したい点が耐震性と耐熱性です。耐震基準は1981年や2000年に大きく改正されており、古い家ほど新基準を満たしていない可能性が高くなります。

1981年6月以前に建設された建物(住宅含む)の場合は、耐震診断に対して補助金が出ることもあるため、自治体に確認してはいかがでしょうか。中には無料で診断を受けられるところもあります。

リフォームによる耐震性・耐熱性の向上は可能ですが、いずれも大がかりな工事となりやすい点に注意してください。

目次へ

リフォームは業者選びが大事

リフォームは使用する建材や設備の代金に加え、施工費なども生じるため、業者ごとに金額が異なります。

適正料金で施工してもらうためには、業者選びで失敗しないことが重要です。

リフォームまでの流れ

リフォームまでの流れを大まかに解説すると、以下のとおりです。

・リフォームする場所を決める
・予算を決めて情報収集する(取り入れたい設備・業者など)
・リフォーム業者に相談する
・予算に応じたプランを立てる
・見積もり・契約・支払い
・リフォーム・引き渡し

まずはどこをリフォームするか、予算はいくら程度か決定します。要望が複数ある場合は、予算の範囲に収まらない可能性もあるため、優先順位をつけておきましょう。

漠然としたイメージしかない、という方は、積極的に提案してくれる業者がおすすめです。予算に応じたプランを立て、見積もり金額に納得したら契約し、いよいよリフォームが始まります。

施工後はイメージどおりに仕上がっているか、機能などに問題はないか確認を行い、引き渡しです。

大阪のリフォームは快適生活提案型のナサホーム

大阪エリアでリフォームをご検討の方は、ぜひナサホームにご相談ください。

経験と知識が豊富なスタッフが、親身になってご要望やお悩みを伺います。漠然としたイメージしかないという場合も積極的に提案し、イメージパースにて細かな部分も分かりやすく解説します。

また、ナサホームはバリアフリー化や耐震性を向上させたリフォームの実績も豊富です。構造上取り除けない柱を残しつつ最大限に開放的な空間を作るなど、安全性と快適性の両方を重視したプランで、これまで多くのお客様にお喜びいただきました。

「お試しにトイレのみ」「予算の都合でまずは浴室だけ」と、部分的なリフォームにも全力で対応しておりますので、ぜひ一度お問い合わせください。

目次へ

まとめ

子供が独立した後の家は、長年の愛着や、子供に引き継ぐ考えで現状のままで残したくなるものです。しかし、設備や内装をひとつひとつ見てみると、意外にも傷みや不具合が多いのではないでしょうか。

将来的に子供や家族に継がせたいと考えている方こそ、早いうちのリフォームをおすすめします。リフォームすることで現代の生活に合う家に生まれ変わり、安心して子供と同居したり継がせたりできるようになります。

全世代が快適に暮らせる家へのリフォームをご検討の方は、専門知識と実績の豊富なナサホームにぜひご相談ください。