DIYで理想のキッチンにリフォーム?自分でリフォームするポイントとは!

毎日使うキッチンは、自分や家族が使いやすいようにリフォームしたいですよね。しかし、業者にリフォームを依頼すると、まとまった費用がかかるため、できるならDIYでリフォームしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。 この記事では、DIYでキッチンをリフォームする方法や、DIYでリフォームできるところ、できないところを解説します。


この記事は約7分で読み終わります。

【自分でキッチンをリフォーム!】DIYができる場所

まずは、キッチンの中で、DIYでリフォームができるところを紹介します。

壁紙をDIY

壁紙の交換は、キッチンの中でも簡単にDIYができる箇所です。マスキングテープと両面テープを使えば、元の壁紙の上から新しい壁紙を貼り付けられます。繰り返しはがせるタイプのテープを選択すれば、賃貸物件でも壁紙を新しくすることが可能です。

壁紙を選ぶ際は、のりなしタイプを選んでください。また、壁紙を貼る前に、マスキングテープの糊で元の壁や壁紙が傷つかないか確認してから新しい壁紙を貼りましょう。

カラーボックスと天板でキッチンカウンター

複数のカラーボックスを積み上げ、その上に天板を置いて固定するだけで、簡単にキッチンカウンターが作れます。

カラーボックスで作るキッチンカウンターは、収納が増えるだけではなく、生活感が出やすいキッチンの目隠しにもなるでしょう。

しかし、カラーボックスと天板だけでは耐久性が低いため、合板とねじ止めで固定すると安心して使えるでしょう。

突っ張り棒で収納を増やす

突っ張り棒で収納を増やすことも可能です。突っ張り棒を1本、好きなところに設置してS字フックをたくさんかけるだけで、簡単な吊り下げ式の収納に早変わりします

突っ張り棒は百均でも簡単に手に入りやすく、カラーバリエーションが豊富なため、好みに合わせた収納が作れます。

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【やっぱり無理?】DIYが難しい箇所

キッチンの中には、DIYでリフォームしないほうが良い箇所やDIYが難しい箇所があります。

例えば、排水や電気、ガス工事を必要とする箇所は、専門の資格が必要な場合があります。また、技術を持たない人が取付けや交換を行うと、思わぬトラブルや事故に見舞われる場合がありますのでご注意ください。

具体的な箇所とその詳細について紹介していきます。

シンクの交換

シンクの交換はDIYでは行えない箇所です。シンクにはワークトップとビス留めされている場合が多いため、交換難易度は非常に高いでしょう。(ワークトップとは、システムキッチンのシンクや調理台などの上に取り付けたカウンター天板のこと)

また、DIYでシンクだけを交換したとき、キッチン全体のイメージに合わないというケースも考えられます。そのため、シンクだけを交換するのではなく、システムキッチンを丸ごと交換する場合が多いようです。

システムキッチンを丸ごと交換する場合は、排水管の工事が必要になるため、専門業者に依頼しましょう。システムキッチンの交換は、本体価格と工事費込みで50万円から200万円程度の費用がかかります。

ビルトインタイプのコンロの交換(ガスの場合)

ビルトインタイプのコンロの交換は、システムキッチンを丸ごと交換するよりもお手頃な価格のため、気軽にリフォームできる箇所のひとつです。しかし、ガスを使用するところであることから、DIYでは交換できません。

まず、ガスを使用するビルトインコンロを交換する場合は、ガス管の接続が必要です。ガス管の接続は、必要な資格を持っている人しかできないため、自分で行うのは難しいでしょう。また、種類によっては電気工事が必要な場合もあります。周囲の安全を確保するためにも、必ず業者に依頼することが重要です。

ビルトインタイプのガスコンロの交換は、本体価格と工事費込みで、3万円から6万円程度が相場となっています。

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DIYでキッチンをリフォームするポイント

キッチンをDIYでリフォームする際に、どのような方法でリフォームを進めるといいのでしょうか。DIYでキッチンをリフォームするポイントを紹介します。

広い場所からDIYをしていく

キッチンをDIYする際は、面積の広いところから行うとわかりやすく、代わり映えするので大きな達成感が得られるでしょう。

DIYを進めるにあたって重要なのは、「おしゃれなキッチンにしたい!」という気持ちが大事です。DIYは全て自分ひとりで作成するため、高いモチベーションが必要になるでしょう。モチベーションをキープするためには、手を加えた部分がおしゃれに変わったことが目に見えてわかることがポイントとなります。

まずは、システムキッチンや収納部分など、広い場所からDIYを計画してみましょう。

キッチン間取りの計測

DIYで気をつけなければならないのは、キッチン間取りの計測です。キッチンキャビネットや収納などのレイアウトを考える際に必要になるため、間取りは正確に計測しなければなりません。

また、キッチンのDIYをする際には市販の商品を組み合わせて作るので、一般的なキッチンサイズを頭に入れておくことも大切です。

一般的なキッチンの奥行きは65センチですが、実際には10cm程度の造作壁を設置しなければなりません。したがって、キッチンを設置するために必要な奥行きは75センチ以上となります。

キッチンの間取りは165cmが最小といわれていますが、コンパクトなものでは100cmの規格もあります。しかし、使いやすさを考えると165cm以上あった方が快適に使えるでしょう。

キッチンの種類を決める

間取りを計測した後は、自分が作りたいキッチンを図に表します。頭の中にあるアイデアを図面にすることで、実際のイメージが湧きやすくなるからです。また、商品のおさまりを確かめるためにも、簡単な図面を起こして完成図を作成しましょう。

キッチンを新しく設置する場合は、キッチンの種類とそれぞれの特徴を把握して、間取りにあったキッチンを選択します。キッチンの種類は以下のとおりです。

Ⅰ型キッチン

コンロ・作業スペース・シンクが一列に並んでいる横長のキッチンです。多くの住宅で使われている、一般的なデザインとなります。

Ⅱ型キッチン

コンロ・作業スペース・シンクをふたつに分けて平行に配置したキッチンです。作業台が増えることで、調理がしやすい特徴があります。

L 型キッチン

コンロ部分と作業スペース・シンク部分を分けて配置したL字型のキッチンです。狭い場所でも、効率良くキッチンを配置できる特徴があります。

アイランド型

シンクや作業スペースの部分をキッチンの中央に配置したキッチンです。リビングの様子がわかりやすく、小さいお子さんがいるご家庭に人気があります。

注意点

キッチンの位置やレイアウトを大幅に変える場合は、新たに排水・電気・ガス工事を行う必要があります。また、建物の構造によってはキッチンの位置を変えられないケースもありますので、DIYでリフォームをする際は注意が必要です。

簡単にDIYが行えるアイテムを知る

キッチンのDIYは、アイテムを活用することではじめての人でも簡単にリフォームが行えます。百均やホームセンター、家電量販店で販売されているアイテムを活用すれば、費用を最小限に抑えて快適なキッチンが作れるでしょう。

楽しみながら行う

キッチンDIY集を取り扱っている参考書には、簡単に作業が行える裏ワザなどが掲載されています。さらに、InstagramなどのSNSには、DIYを実践している人たちの実践例や使用したアイテムが多数投稿されています。参考書やSNSを見ながらDIYを実践すれば、アイデアも浮かびやすくなり、大変さよりも作る楽しみを感じながら作業ができるでしょう。

DIYでリフォームすると、完成した後でもその都度手を加えられます。時間をかけて少しずつ自分好みのキッチンを作っていくことも可能です。

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DIYは難しい!理想のキッチンはリフォーム業者に依頼

前述のように、キッチンリフォームの中にはDIYできないところがあります。また、DIYは時間と労力がかかることがほとんどです。どうしても難しい場合は、リフォーム業者へお気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

ナサホームでは、DIYできない部分のリフォームでも、お客様のご希望に沿ったプランをご提案し、施工いたします。リフォーム実績は約62,000件以上にものぼり、多くのお客様と出会い、それぞれのお客様のご要望に合わせたリフォームのお手伝いをしてきました。安心してお任せください。

こちらでは、たくさんの施工事例を掲載しておりますので、ぜひリフォームの参考にしてください。

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まとめ

自分の好みに合わせて自由にリフォームできるDIY。しかし、キッチンをDIYでリフォームする際は、DIYでリフォームできるところと、できないところを知ることが大切です。シンクやビルトインタイプのコンロの交換は、思わぬ事故を防ぐためにも専門の資格や技術をもった業者に依頼しましょう。

キッチンのリフォームでわからないことや疑問に感じたことがありましたら、お気軽にナサホームにお問い合わせください。