スイッチ要らずで安心。人感センサーの取り付けリノベーション

家の中や外に設置し、人の存在を感じると自動的に明かりをつけたり、動画を撮影することができる人感センサーをつかった照明やカメラ。暗闇の中でもスイッチを探すことなく自動で点灯できるため、夜の帰宅時や両手が荷物で塞がっている時、防犯対策をしたい場合に重宝します。その人感センサーを後付けするためには、どういった工事が必要なのでしょうか。今回は、人感センサーの基礎知識とともに、住まいの各所に人感センサーとスイッチを設置するための方法・費用について紹介してまいります。


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自動点灯&消灯で便利な住まいに

人感センサーとその仕組みとは?

人感センサーにはいくつかのタイプが存在します。
ひとつは赤外線を使用したもので、人や動物などの熱を感知して動作を行います。これはお部屋やトイレの照明、店舗の防犯カメラなどとして幅広く使用されています。この他にも、足音などに反応するもの、物体の動きなどを超音波の反射で感知するもの、タッチセンサーのように人が接触した際に起きる静電気に反応するものあります。

人感センサーのメリット&デメリット

■メリット
人感センサーのメリットは、消し忘れ防止による節電効果。人感センサーは赤外線などで人を感知した場合に照明やカメラを動作させ、いなくなれば一定時間で自動的に停止します。そのため、照明などの場合は常時照明やカメラが作動し続けることがなくなるため、消し忘れなどもなく効率的に運用が可能です。防犯面でも、人感センサーは便利。自身や家族だけでなく、望まない侵入者が室内や住まいの敷地に入った場合、ライトや動画、音などを発することで、侵入される可能性を抑えます。
また、照明のみに限って言えば、手が塞がっていたり濡れたり、汚れている時などにスイッチに触らずとも明かりをつけることができるという点も大きなメリットです。

■デメリット
デメリットとして挙げられるのは誤作動の可能性。設備の種類によっては、外気温の高い日や室外機や給湯器などから出る温風に反応してしまうことも。また、傘などで赤外線を遮蔽してしまっている場合も反応しないことがあります。

人感センサーは自分で取り付けられる?

人感センサーの取り付けを考える場合、作動しない場合に手動で点灯や消灯、録音開始などを行うためのスイッチを取り付けるのであれば電気工事が必要になります。この電気工事は、電気工事資格を所持している人材が行わなくてはならないため、無資格者がDIYで行うことはできません。ただし、電球などに人感センサーがあらかじめ取り付けられているようなタイプであれば、既存の電球と交換するだけで取り付けられる場合もあります。

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人感センサーの取り付けについて


人感センサーは、住まいのさまざまな場所に取り付けることができます。以下では代表的な人感センサーの取り付け場所と人感センサーがどのように活躍するかを紹介していきます。

屋内

室内の人感センサーは主に、家族が使用する場合の電源などのON/OFFに使用されます。特に手が塞がりがちな場所などで重宝します。

■廊下
玄関から家の中に入って部屋へと向かう廊下に人感センサーがあると、買い物帰りで手が塞がっている場合でも、足元が明るく照らされ転倒などのリスクも軽減されます。また、夜中にトイレに立つ際にも便利です。

■階段
こちらも暗い中で、スイッチを探すうちに転落するといった事故を防ぐためにも、人感センサーによる自動点灯ができるのが望ましい場所と言えるでしょう。高齢者のご家族がいる場合は、天井からの照明だけでなく足元灯もセンサーのものにするのがおすすめです。

■トイレ・洗面台
トイレや洗面台の照明のスイッチは手を洗っていない状態ではできるだけ触りたくないもの。感染症などを防ぐためにも自動で点灯・消灯する照明の導入は有用と言えるでしょう。

■寝室
寝室に入る際に自動で照明がつき、一定時間で消灯する人感センサーは、スイッチを探したり壁面スイッチまで照明を消しに向かわずに済むのが便利。また起床時に自動的に点灯してくれるものもあります。

■クローゼット
衣服や趣味の道具を持って入ることの多いクローゼット。自動的に照明がつくことで物の出し入れが非常にスムーズになります。また、自動で消灯してくれるため、照明を消し忘れてドアを閉めても安心です。

屋外

屋外の人感センサーは主に、帰宅時などの照明の点灯と防犯目的での照明点灯・動画撮影などが挙げられます。

■玄関
玄関に人感センサーを導入することで、帰宅時に暗がりの中で鍵穴を探すなどの手間も省けます。玄関先に不審者がいる場合も遠くから気づくことができます。

■ベランダ
ベランダは空き巣などの侵入者の侵入経路となりやすい場所。大きな窓がある2階のベランダなどには人感センサーに加え、連動して動く防犯カメラなどの導入も検討してみましょう。特にベランダと寝室がつながっている場合は、双方の導入を強くおすすめします。

■勝手口
ベランダ同様、侵入経路となりやすい場所。また、夜間にゴミ出しなどをする際の安全を確保するためにも人感センサー照明の導入がおすすめです。

■ガレージ
車を使っての夜間の帰宅時に、荷物を持ったまま暗がりを移動することがなくなります。また照明やカメラを設置することで、車上荒らしなどの被害に遭う確率を抑えることができます。

人感センサーの取り付けに向いていない場所

これまでは人感センサーの取り付けに向いている場所を紹介してきましたが、以下のような場所への設置を考えている場合は、注意が必要です。

■居室やリビング
家族が長い時間を過ごす場所を人感センサーのライトにしてしまうと、一定時間で照明が切れたり、場合によっては誤作動が起こったりと、かえって不便な思いをしてしまうことがあります。

■賃貸物件の玄関周り
賃貸物件の玄関先は、共用部となっていることが多くセンサー類などの設置ができないことがあります。設置する場合は、大家さんに確認をするか、マンションの利用規約を確認しておきましょう。

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人感センサーの取り付けはプロに任せて安心

人感センサー取り付けの前にしっかりとプランニングを

人感センサーの取り付けは費用の負担もそれほど多くなく、手軽に行えるリフォームのなのですが、やはり設置に適さない場所や、センサーが誤作動しやすい場所などがありますので、設置の前にはよく計画を立てておきましょう。思ったように動作せずにまた通常のスイッチタイプのライトなどに戻すとなると、不要な工事費用がかかってしまいます。

センサー取り付けに必要な工事の種類と費用

センサーライトやカメラのの取り付けに必要な費用は1カ所あたり、1万〜2万円程度。さらにライトやカメラ本体の価格は1〜2万円程度となりますので、総額で2〜4万円程度が施工費用となります。また、施工に必要な時間は1ヶ所あたり1〜3時間ほどです。

ナサホームの施工事例


■自動点灯・消灯の門まわり外灯
パナソニックの明暗人感センサ機能付きの自動点灯・消灯照明をご提案させていただきました。この照明は暗くなると自動点灯し、明るくなると自動消灯するので点け忘れ、消し忘れがなく、省エネタイプです。暗くなると約20%の明るさで自動点灯し、人が来ると100%自動点灯します。

 

 

 

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まとめ

防犯や帰宅時の安全確保、家の中でのスムーズな移動などをサポートする人感センサー。
実際に使ってみると、その便利さにスイッチタイプの照明には戻れないという方もいらっしゃるほどです。ただし、本文中でもお話ししたように取り付けには、いくつかの注意点がありますので、信頼のおける業者に設置工事をお願いするようにしましょう。
ナサホームでも人感センサーの取り付け工事を行なっておりますので、施工事例などを合わせてご確認のうえ、お気軽にご相談ください。