2024年も継続。「窓リノベ」の補助金で、快適な住まいを実現しよう。

窓をリフォームして住まいの省エネ&快適性をアップしたいとお考えの方に朗報です。政府から補助金がもらえる住宅改修制度はご存じでしょうか。今回はこの「先進的窓リノベ2024事業」の活用方法についてお知らせします。 


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先進的窓リノベ事業とは?


既存住宅の窓断熱性能を向上するリフォームを促進し、省エネ効果や地球環境に貢献するために進められているのが先進的窓リノベ事業。正式には「断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業」と言います。
既存住宅の熱損失が大きい窓の断熱性能を高めることで、冷暖房費の負担を軽減しエネルギー価格高騰への対応を図ることや、2030年度の家庭部門からのCO2排出量を2013年度に比べ約7割削減することなどを目指しているものです。
令和5年度補正予算で1,350億円が計上され、先進的窓リノベ2024事業として住宅改修補助政策が2024年も継続されることが決まりました。

■2024年の事業内容は?
先進的窓リノベ2024事業では、住宅の窓を高い断熱性能にリフォームすると、その費用の1/2相当が補助されます(上限200万円、リフォーム事業者が申請し住宅所有者に還元)。
補助対象となるのは2023年11月2日以降に着手した工事です。
申請受付は2024年3月から開始、交付申請期限は2024年12月末までと予定されています(ただし、予算上限に達した段階で終了することも)。

■先進的窓リノベの申請方法は?
補助を受けるには登録事業者の「窓リノベ事業者」と契約し、窓のリフォーム工事を行う必要があります。
窓リノベ事業者が交付申請の手続きを行い、補助金の交付を受け、住宅所有者など補助対象者に還元する仕組みになっています。補助金の申請手続きなどはすべて登録業者がやってくれるのでとても手軽です。逆に工事請負契約等が結ばれていないと補助の対象になりません。

■補助の対象は?
補助対象者になるのは、窓のリフォームをする住宅の所有者(個人またはその家族、賃貸に供する個人または法人)のほか、賃借人や集合住宅等の管理組合・管理組合法人も含まれます。
補助対象となる住宅は「既存住宅」です。リフォーム工事の工事請負契約日に、建築から1年以上経過した住宅となります。新築は対象となりません。住宅の形態は戸建、集合住宅を問わず、また所在階も問いません。
建て方による分類は次の表のとおりです。

※二世帯住宅、マンション、長屋、店舗併用住宅もOKです。

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対象となる窓のリノベーションは…


先進的窓リノベ2024事業の補助対象は高性能な断熱窓(Uw値1.9以下等)へのリフォーム工事です。補助額は、工事の内容、住宅の建て方、対象製品の性能とサイズなどにより異なります。
ガラス交換、内窓設置、外窓交換を行った場合の補助金はそれぞれの基準があります。

■「ガラス交換」の場合
既存の窓のガラスを取り外し、既存サッシはそのまま利用して複層ガラス等に交換します。障子枠(ガラス+フレーム)のみを交換し、枠を交換しない場合や新たに設置しない場合も、ガラス交換として取り扱います。
ガラス製品には性能を表す「グレードコード」があり、サッシとの組み合わせで窓の性能区分が決まります。ガラスのグレードとサイズ(面積)によって補助金の額が異なります。

ガラスのグレード
【Uw※】
ガラスのサイズ(面積)
大(L)

(1.4㎡以上)

中(M)

(0.8~1.4㎡未満)

小(S)

(0.1~0.8㎡未満)

極小(X)

(0.1㎡未満)

P(SS)
【1.1以下】
48,000円 30,000円 8,000円 8,000円

【1.5以下】
32,000円 21,000円 5,000円 5,000円

【1.9以下】
26,000円 17,000円 4,000円 4,000円

■「内窓設置」の場合
既存窓の内側に新しい窓を新設、または既存の内窓を取り除いて新しい内窓に交換する工事です。補助金の額は下表のとおりです。

ガラスのグレード【Uw※】 内窓のサイズ(面積)
大(L)
(2.8㎡以上)
中(M)
(1.6~2.8㎡未満)
小(S)
(0.2~1.6㎡未満)
極小(X)
(0.2㎡未満)
P(SS)
【1.1以下】
124,000円 84,000円 53,000円 53,000円

【1.5以下】
84,000円 57,000円 36,000円 36,000円

【1.9以下】
69,000円 47,000円 30,000円 30,000円

■「外窓交換」カバー工法の場合
既存窓のガラスを取り外し、既存窓枠の上から新たな窓枠を取り付け、高断熱のガラスに交換します。

ガラスのグレード【Uw※】 外窓のサイズ(面積)
大(L)
(2.8㎡以上)
中(M)
(1.6~2.8㎡未満)
小(S)
(0.2~1.6㎡未満)
極小(X)
(0.2㎡未満)
P(SS)
【1.1以下】
183,000円 136,000円 91,000円 91,000円
S【1.5以下】 124,000円 92,000円 62,000円 62,000円
A【1.9以下】 102,000円 76,000円 51,000円 51,000円

■「外窓交換」はつり工法の場合
既存窓のガラスおよび窓枠を取り外して、新たな窓枠を取り付け、複層ガラス等に交換します。補助金の額はカバー工法と同じです。

■対象製品のUw値とは
窓(ガラス・サッシ)の性能を表す指標のひとつがUw値(熱貫流値)です。窓(ガラス・サッシ)の外気に接する側と家の内側との間の熱の伝わりやすさを表しています。Uw値が低いほど、高い性能の窓(ガラス・サッシ)になります。
先進的窓リノベ事業では、Uw1.9以下の製品が補助の対象とされています。対象製品は、メーカーが登録を申請し一定の性能を満たすことが確認された製品で、性能やサイズが記載された「性能証明書」が発行されています。

■複数回の工事も対象となります
同一住宅で複数回のリフォーム工事を行う場合も、補助上限額の範囲内で申請を行うことができます。

■補助の対象にならない例
次に該当する工事は補助の対象にならないので注意が必要です。
・補助事業に要する経費が補助額に満たない場合
・ドアの交換​
・ドアの一部およびドアの​欄間に取り付けられたガラスの交換
・店舗併用住宅等の住宅以外の窓・ガラス工事
・住宅の所有者等が住宅設備を購入し、その取り付けを住宅事業者に依頼する工事
・リース設備の設置工事
・中古品を用いた工事

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窓のリノベーションはナサホームへ


先進的窓リノベ事業の活用をお考えなら、ぜひ下記のナサホームマガジンの記事も参考になさってください。

■「窓」断熱で省エネを、空調の効果もアップ
ナサホームマガジンの参考記事はこちら
窓の断熱は夏の熱気や冬の冷気の侵入を防ぐだけでなく、暖房効率や、湿度調節にも大きく関係します。高気密・高断熱の住まいを作る際の窓選びのポイントを解説しています。

■劣化した窓枠、交換や補修のポイント
ナサホームマガジンの参考記事はこちら
窓枠には大切な役割があります。同時に窓やサッシのように経年劣化していきます。窓枠の傷みや腐食が進んだ場合のリフォーム方法などを詳しくご紹介しています。

■窓を大きくするリフォームの方法
ナサホームマガジンの参考記事はこちら

明るく快適で通風の良い家にするために、窓を大きくするリフォームをお考えの方にアドバイス。施工方法や注意点などについてご説明しています。

■窓を小さくするリフォームの方法
ナサホームマガジンの参考記事はこちら
日差し対策・防音・断熱性などの面から窓を小さくするリフォームも考えられます。その方法のご紹介や必要な費用などについて解説しています。

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まとめ

窓のリフォームについて、特に「先進的窓リノベ2024事業」の活用方法にスポットを当ててご紹介しました。ナサホームでは窓のリノベーションも実績豊富。個別のご相談をご希望の方は、ぜひお気軽にお声掛けください。お待ちしております。