街の中も家の中も段差がいっぱい。足が不自由になってわかったこと。

投稿日:2017.12.23

総務部の古谷です。

 

寒い日が続きますが、体調管理はできていますか?

 

私自身の不摂生により4月後半から4ヶ月以上入院(途中退院しましたが1週間で再入院)することになりお客様・関係者のみなさまに多大なる迷惑をかけてしまい大変申し訳なく思っております。

 

入院中はベットから自分では動けず、トイレに行くのにも看護師さんに車椅子で移動させてもらっていたような状況だった為、すっかり筋力も落ちてしまい、足の手術もしたので歩行もおぼつかない状態で退院しました。

今まで全く気にならなかった段差が街の中にあふれていることを実感させられました。

 

例えば私は大阪府高槻市に住んでいて、市営バスに乗り、阪急電車を利用して梅田店まで通勤するのですが、市営バスは乗車するときに段差がない車両がほとんどですが、たまにステップ(段差有り)付きの車両のときは乗車するのに一苦労。

 

また、高槻は阪急もJRも昇降客数が多いためエスカレーターやエレベーターがありますが、昇降客数が少ない駅はエスカレーターやエレベーターは設置計画すらないそうです。

 

ただ、阪急高槻市駅も改札とホーム間のエレベーターはありますが、道路と改札間のエレバーターはないため、車椅子の人は車椅子ごと階段を昇降する機械にのせて移動していたので、見ていてすごく大変そうでした。(あの機械がない駅ではどうしているのでしょうか?)

道路の段差以外にも自転車やバイクが無造作に停めてあったり、歩きスマホしていてこちらに気づかずにぶつかってきたり、意外と多いのが前を歩いている人が突然止まり、足が踏ん張れないのでぶつかりそうになったりします。

 

家の中で今まで全く気にならなかったのが便器の高さでした。入院中は車椅子対応便器(TOTO)で通常の便器の高さは約38cmくらいですが、車椅子対応は約42cmなので、腰を掛けたときに沈み込まないので立ち座りが非常に楽でした。たった3・4cmの差ですがこんなに違うのかと実感しました。

 

玄関には同居している母用に手すりを取り付けていましたが、入院前はほとんど利用することもありませんでしたが、今では必需品です。

入院前には気づかなかった(気にならなかった)ことが、家の外も家の中も色々とあり、介護保険制度を使って住宅改修工事をさせてもらっていましたが、しみじみ身にしみています。

 

大変なことも多いですが、猫のぐっすり眠る姿に癒されています。

無料ご相談&お問い合わせ
資料請求
来店予約