古民家再生リフォーム
投稿日:2014.03.11
こんにちは、高槻店の岡田です。
今日は、築70年の古民家のリフォームをご紹介します。
平屋二棟続きの一戸をリフォームしました。
外観は、京都の町屋風にリフォーム
漆喰を塗り替えた壁に、柿渋調の縦格子が似合います。
縦格子はアルミ製で、リクシルのコートラインⅡです。
改装前の内部は、天井が低く土壁と建具で細かく仕切られていました。
天井解体後の写真ですが、昔かまどがあった場所の屋根裏はかなりのすすで真っ黒になっていました。
改装後の浴槽は、タイル張りで仕上げました。輸入品の深いブルーのタイルがとても印象的です。
既存の柱と、天井を解体することで現れた丸太の梁材や母屋は、そのまま活かしています。
南側の屋根に一か所天窓を設けることで、家全体に日差しを送ることができました。
既存の建具(障子やガラス障子)もそのまま再利用しています。
床材には、無垢の杉材を使用していて天窓からの光が差し込むことで、より一層ぬくもりを感じます。
今回の古民家再生リフォームで、機能的な面では、現代の機器などを使用していて、本当に新しく生まれ変わった住宅になりました。
家の中にいるとすごく落ち着き、どこか懐かしい気持ちにさせてくれる住まいです。