電気を安全にお使いいただくためのご注意
投稿日:2014.02.20
ふだん何気なく使っているコンセントや電源プラグ、電気コードや延長コードも、実は、ちょっとした間違った使い方が火災につながることも。正しい使い方と電気設備のこまめなチェックで、キケンを遠ざけましょう。
電気コードは束ねたまま使うのはやめましょう。発熱する危険性があります。扉やドアにはさんだり、家具など重いものの下敷きにならないよう注意しましょう。
コンセントやテーブルタップの電流限度を超える、タコ足配線はやめましょう。種類によって違いますが、一般的には15A(1,500W)までとなっています。2口用、3口用も同じです。エアコンなどの大型電気器具(10A・1,000W以上)は、専用のコンセントで使用しましょう。
刃がグラグラしたり、曲がったり、こわれた電源プラグは取り替えましょう。感電・ショート・加熱の原因になります。
湿気の多い所や家具の裏などにあるコンセントに差しっぱなしの電源プラグは、こまめに掃除をしてホコリや水気を取り除きましょう。長い間、差しっぱなしになったコンセントと電源プラグの間にはホコリがたまりがち。
そこに湿気が加わると、電源プラグの刃の間で火花放電が繰り返されます。
その熱がコンセントに接する絶縁部を加熱し、電源プラグの刃と刃の間に「トラック」と呼ばれる電気の道をつくります。
やがてはそこから放電をおこし、発火。
火事になる前に掃除を。