先日駅構内で、年賀状の販売を目にし、「もうそんな季節か!」と焦りました。
ほぼ毎年25日までの投函に間に合っていません・・・CADオペレーターの前田です
昨日立ち寄ったイオンでは、食料品・日用品売り場の一角にクリスマスコーナーができていて、「まだ11月なのにもう?」「こんな早くから用意する人いるの?」と驚きつつも、キャラクターものや外国製のかわいいお菓子をみて、かなり癒されました。(完全にイオンさんの思うツボです)
ところで、タイトルの通りなのですが、先日こんなことがありました。
昨年ユニットバスを設置させていただいたお客様より、「浴槽の色が抜けてきているんですが・・・」とのお問い合わせ。
色が抜けた・・・?
浴槽の材質に問題があるのか、それともお客様宅の水質との相性でそのようなことが起こっているのか・・・???
普段は中性洗剤でお手入れをされていて、クレンザーなどはお使いではない。ということで、擦ってしまって。という原因も考えにくい・・・そもそも表面に色を着けているというわけではないので、擦ったとしても、「色が抜ける」とは考えにくそう・・・・
インターネットでメーカー名と 「浴槽 色抜ける」で検索してみたのですが、ヒットしない・・・
特殊な例なのか・・・?
浴槽取替えになるかなぁ・・・
もし製品側の不具合で、しかも今回のケースは保証期間内でしたので、無料でメーカーさんに対応してもらえる可能性は高かったのですが、いざ取替え。となると、最近はユニットバスは、浴槽の上に壁パネルが乗っている構造で、浴槽だけを取り外すというわけにはいかず、いったん壁のパネルを取り外して解体。という手順になるそうで・・・そうなると、なかなかオオゴトです・・・・
そして取替えても、もし原因が水質だったら、今後解決するんだろうか・・・・・・???
翌日。メーカーさんからの報告がありました。
結果は・・・・
金属イオン(カルシウム・マグネシウム)汚れ。
水道水に含まれる金属イオンと脂肪(身体から出たもの)または浴用石鹸の脂肪との反応によって生じた、水に溶けない汚れ。
中性洗剤でいつもよりすこし強めに擦って、元通りになったとのこと。
中性洗剤(おふろのルックとかバスマジックリン)でのお手入れはされていたのですが、浴槽に水を張ることが頻繁ではなかったのと、傷が心配で強く擦ったりすることがなかった。ということで、目に見えないような少し残ってしまった汚れが、しばらく使っていない間に金属イオンと結びついて取れにくくなってしまった。というのが原因でした。
「色が抜けた」のではなく、「付着で色が変わってみえた」のが正解でした。
なんで気がつかなかったんだろう自分・・・と悔やみつつ、とりあえず浴槽取替えのオオゴトにならずに済んでホッ。
今回のケースは、いろいろあってセーフになったのですが、実はメーカーメンテナンスさんに訪問してもらって汚れを落としてもらった場合、ちょっとしたお掃除であっても「出張料」は発生してしまうんです。。。
(この汚れの付着の問い合わせは多いのか、HPで、「メンテナンス対応になった場合は料金が発生します」としっかり記載があります)
石鹸カスとの科学反応系の汚れには、ほかにも銅イオンが原因のケースもあります。
これから年末にかけては、大掃除で、「普段はあまり手をかけていない部分をせっかくだか
らやっておこう」とか「よーし普段より念入りにやるぞ」と意気込んでおられる方も多くいらっしゃるかと思いますが、
浴槽やキッチンのカウンターなどは、表面に機能性のコーティングがされている場合が多く、「強く擦るのはだめ」とかお手入れ方法にちょっと注意が必要な場合があります。
たとえばLIXILさんの「キレイ浴槽」は浴室用クレンザーがNGです。
クレンザー、ガンコな汚れがあると、つい使いたくなっちゃいますが・・・
クリームタイプでも使用は不可だそうです。
付属の説明書にもこういった情報はもちろん掲載がありますが、こちらのブログをご覧いただいている方ですと、このページでみていただくほうが早いかもしれませんね。
LIXILさんやTOTOさんならこちらです。(お使いの製品のメーカーのご確認をお願いいたします)
LIXIL http://inax.lixil.co.jp/aftersupport/clean/introduction/bathroom/hint/howto.html
TOTO http://www.toto.co.jp/water/bath/index.htm
正しいお手入れ・お掃除で、製品の良さを長持ちさせて使っていきたいですね!
一度ご参考になさってください