珪藻土壁紙のご紹介
投稿日:2023.01.13
こんにちは。
千里中央店の上羽です。
本格的に冬が到来し、季節の変化に風情を感じつつも、外出時には室内外での気温差も大きくなり、体調を崩しやすい時期にもなりますので、お体に十分お気をつけください。
今回は先日、実際に年末に施工しましたサンゲツの珪藻土(けいそうど)の壁紙に関してご紹介させて頂きます。
珪藻土(けいそうど)とは、古来より内外壁の塗り素材として使用されており、珪藻の殻の化石が、海底・湖底に沈殿してできた堆積物の事で、築年数の長い家屋の和室の壁などに用いられる事が多い素材です。
珪藻土素材のメリットは、他孔質構造により調湿効果と消臭効果に優れており、夏は湿気を吸い取り、冬は水分を放出して部屋の湿度を調整し結露やカビの発生を軽減する事ができます。また、耐火性能に優れた素材となります。
デメリットとしては、天然素材の為一般的なビニル壁紙に比べて、壁紙のジョイントが目立ちやすく、表面の粉が落ちやすく汚れが付きやすい為、メンテナンスの際には非常に注意が必要になります。
また、一般ビニル壁紙に比べて施工難易度が高く、施工費の割増しや施工速度の低下が発生します。
メリット・デメリットはある素材にはなりますが、完成した部屋は、しっとりとした自然な一体感と安心感につつまれた空間が完成しました。
皆様もリフォームされる際は、一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。