“夏に燃える紅色” in nara

投稿日:2021.08.26

こんにちは 西大寺店 技術部の中村です。

久しぶりの投稿です。

この時期 遠出の移動は慎んでいる今日この頃ですが・・・

ほんの少し息抜きとして近くの「奈良公園」を散策してきました。

目的は “夏の花” 今が盛りの 「百日紅」(サルスベリ)です。
  

(奈良公園 浮見堂を望む) 

 

ここは紅葉のベストスポットですが その濃艶な燃える紅色も捨てがたいものです。 

酷暑に咲く “百日紅” ・・・ いいものですね。 

サルスベリの名は 樹皮がツル~ツルで「木登り上手のサルでも滑ってしまう」ということに由来しているそうです。 

この百日紅は建築に大いに関連がある樹です。 

独特の変形した趣のある形から 茶室建築の床柱や落とし掛けなどに用いられています。 

昨今はなかなか茶室に関わる機会が少なくなりましたが 侘び~寂びの心落ち着く世界に浸りたいものです。 

“ 大和路の初夏(青もみじ) “

投稿日:2019.05.30
こんにちは。 
千里中央店  検査の中村です。

木々の緑が日に日に濃さを増し 初夏の足音が聞こえてきそうな今日この頃です。
こんな爽やかな季節のひととき 大和路散策に行ってきました。

大和路の中でも 第1級品のもみじのきれいどころ。

『 女人高野 室生寺 』

春の石楠花(しゃくなげ)が有名ですが 残念ながら開花季節は終わりました。
しかしながら ここの 紅葉してない “もみじ” も見ごたえがあります。

私的には 紅に燃える紅葉も良いが 今の季節 秋の紅葉にまさる “青もみじ”に

爽やかな風情を感じます。

 

他にもきれいどころはあります。 奈良での屈指の“青もみじ”。

『 多武峰 談山神社 』

飛鳥時代 「大化の改新」の談合をした場所です。

歴史好きにはたまらない由緒ある地です。

青もみじは雨後が最高です。

色濃くしっとりと迎えてくれます。

“秋景色” ・・・ in Yamatoji

投稿日:2018.12.02

こんにちは。 

千里中央店  検査の中村です。

 

秋がまさに過ぎ行かんとする今日この頃ですね。

久々のブログです。

いつもの 「カメラ片手に気ままに散策」 秋バージョンです。

今回は 地元 奈良 大和路の風情を写し撮りました。

 

まずは 奈良公園での定番ショット。  浮見堂界隈。

深紅に染まった紅葉(もみじ)は秋そのものです。

『奥山に もみじふみわけ鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋はかなしき』

 奈良公園には 他にも隠れた穴場があります。

 

「吉城園」 苔庭と茶室を望む」

これも捨てがたい秋色ですね。

 

大和路の秋景色はまだまだあります。

大和三山に囲まれた 藤原宮跡の秋桜です。

そして 冬を迎える 日本最古の道(山の辺の道)の夕暮れです。

私好みの 二上山 が遠望できます。

二上山の落日燃ゆ ・・・ in  Nara

投稿日:2017.11.11

こんにちは。

千里中央店  検査の中村です。

 

朝夕の冷たい風が身にしみる季節。

 

冬が駆け足で近づいてくるこの頃ですね。

 

そんなおだやかな秋のひと時に 大和路散策に出かけました。

 

奈良県 香芝市の 「二上山(にじょうざん・・・ or ・・・ふたかみやま)」。

 

雄岳 と 雌岳が寄り添うようにそびえる姿はバランスのとれた端正な姿です。

 

近くにあるため池(千股池)をバックに美しい山容をもつ「二上山」に

落ちる夕陽は見ごたえがあります。

ここは二上山撮影の有名なスポットです。

この日は空がかすんでいたので空の色がイマイチでしたが

なかなか絵になる風景です。

 

しばらくすると 西の空がうっすらと藍色に変わり青のグラデーションが

織りなす風景は まるで自然が作りだした1枚の絵画のようです。

この時間はつかの間のひとときです。

 

昼間の風景はこんなになっています。

「二上山」は歴史的にも由緒あるところです。

 

四季折々 季節のうつろいの中でその優美な姿を変えていく「二上山」は

「京都の比叡山」と共に私好みの山なんです。

 

「二上山」の夕陽を見に行くなら 秋分の日 と 春分の日が絶対のお奨めです。

その両日は雄岳と雌岳のど真ん中に夕陽が沈んでいきます。

神々しく幻想的で一見の価値ありですよ。

今年の秋分の日は過ぎてしまいましたが ・・・・・。

 

“ 四季彩めぐり ・・・・  早春の花  in sakai ”

投稿日:2017.01.17

こんにちは。

千里店  検査の中村です。

 

検査で泉ヶ丘へ行った際 道際から紅い色がちらほら垣間見えました。

ここは 多治速比売神社の境内 荒山公園 です。 ・・・・ ちょっと道草

 

きびしい寒さの真っ最中 ・・・・・ この時期

今か今かと咲くのを待っている ・・・・・ そう梅の花です。

 

冷たい早春の風に香りを漂わせ 控えめで しかし 気高く咲きつつあります。

 

梅には 「 凜 」 という言葉が似合います。

 

荒々しい強さでもない 芯をピンと張って己を律する強さ ・・・・・

そんな強さを 早春の梅の花には感じます。

 

写真 1

何か語りかけてくるような情緒があります。

とはいえまだまだ硬いつぼみの状態 必死に耐えているという感じです。

咲き誇った満開も良いですが 風情ある一輪の梅が私の琴線に触れてきます。

古刹散策 ・・・・ 迫力の十二神将  in Nara

投稿日:2016.04.15

こんにちは。

千里店  検査の中村です。

 

春風に誘われて 出かける機会も多い季節になりましたね。

「カメラ片手に気ままに散策」 ・・・・ 今回は地元奈良の話を。

奈良公園 春日大社の南部にあります 『 新薬師寺 』 を訪れました。

 

この地は奈良市街といいながら 人通りも少なく ちょっとひなびた佇まいです。

派手さはなく 質素でひっそりとした静かなお寺です。

ここの本堂(国宝)には かの有名な “ 十二神将 ” ( 国宝 ) があるんです。

本当の凄味といったものが表現されている 十二神将は格別です!!

( 本堂の中は撮影禁止ですので借用画像です。 )

 

塑像の芸術  天平の名作  といわれる十二神将ですが

スーパースターが 「 伐折羅(バラザ)大将 」 です。

 

髪を逆立て 目をむいた凛々しい姿で 鋭い視線を投げかけており

見る者を圧倒します。

まさに “ 怒髪天を衝く ” 形相です。

 

これは見に行くしかないですね。

大和は国のまほろば ・・・・ in Nara 

投稿日:2016.02.25
こんにちは。
千里店  検査の中村です。

梅のつぼみがほころぶ季節となり
春の訪れが待ち遠しく感じる今日この頃ですね。

そんな初春うららかなひと時
桜井市の三輪山の麓にあります
『 大神神社 (おおみわじんじゃ) 』 を訪れました。

すぐそばに 「日本最古の道」 といわれる 山の辺の道 があり
大神神社も 「日本最古の神社」 といわれています。

近くの 「美和の社」 と呼ばれる高台から
大鳥居 ~ 大和三山 (畝傍山・耳成山・香具山) ~ 二上山などが
見渡せる絶景ポイントです。
( なぜか神社の案内に “恋人の聖地” と書いていましたが ・・・・ ?? )

古代の歴史を語る場としてふさわしい風景ですね。

神社の鳥居を一歩くぐると なんだか背筋がシャキッとした気分になります。

ちょっと足をのばして
卑弥呼の墓を通り過ぎる “万葉まほろば線 ”
背景のこんもりとした森は 卑弥呼の墓とうわさされる 『 箸墓古墳 』

1300年以上の前の物語 と 現在の旅情が混在する
不思議な景色を垣間見た気がします。

“ 四季彩めぐり ・・・・ 紅葉の当麻寺 ”

投稿日:2015.12.09
こんにちは。

千里店  検査の中村です。

いよいよ12月 あわただしい師走になりましたね。

毎年恒例の 紅葉狩りに行ってきました。

奈良の古刹 『 当麻寺 西南院 』 へ

あいにく今年の紅葉は遅れ ちょっとハズレの年でしたが ・・・
それでも 国宝の三重塔(西塔・東塔)を望む景観は見応えがあります。

そしてここ西南院庭園も素晴らしい。
西塔を借景とした和らか味のある感覚を見せています。

今年の紅葉は終わりましたが
来年も再度訪れたいものです。

“ 四季彩華 ・・・・ 本薬師寺 アメジストの妖精 ”

投稿日:2015.09.29

 

こんにちは。

千里店  検査の中村です。

 

朝夕はめっきり涼しい(寒い)季節になりましたね。

そんな 初秋の一日。

奈良県橿原市の 「 本薬師寺跡 」 を訪れました。

 

西に畝傍山 東に香具山を望む のどかな田園風景の中にポツンと残る

「本薬師寺跡」  西ノ京の薬師寺の移建前の史跡です。

今は礎石しか残っていませんが ここには別のものがあります。

 

その周辺の水田には “ ホテイアオイ ” が咲き誇り

一帯を淡い青紫色に染めて涼しげな風景が広がります。

 

爽やかなホテイアオイの海 ・・・・ 廃墟のロマンを誘う景観です。

ホテイアオイとはあまり聞きなれない言葉ですが

皆さんも見たことがある 水槽で茎がぷくっと膨らんで浮いている水草のことで

ホームセンターやペットショップなどで見かけるやつです。

これが大群となるとこうなります。

 

別名 ウォーターヒヤシンスと素敵な呼ばれ方をしています。

P S

ホテイアオイには二つの顔があります。

 

「アメジストの妖精」

涼やかな優雅で美しい花。

「青い悪魔」

この一見美しい花にも実は手放しで愛でられない暗部も。

その旺盛な繁殖力から自然環境を悪化させる要注意外来種に

指定されているとのことです。

 

悪魔か妖精か。 ・・・・ 意見の分れるところです。

 

私的にはもちろん妖精ですが。

” 初夏の色  in Nara ”

投稿日:2015.05.18
こんにちわ。

千里店  検査の中村です。

 

新緑がまぶしい初夏の頃。

 

閑静な空間でほっこりしたく いつもの京都ではなく奈良へ。

大和郡山の  『 慈光院 』  を訪れました。

 

一般的な観光ルートから外れているため訪れる人もまばらです。

ここには私好みの 枯山水庭園 があります。

境内全体が一つの茶の湯 茶席として作られており

わびさびを追求した茶室もあります。

 

何度か訪れていますが ただただ静寂  風の音  草木の凪ぎ  鳥の声

自分も庭の一部になるかのようです。

庭を前に 抹茶をいただき 爽やかな風を受け しばし感覚を浸して目を閉じる。

 

 

ここの庭園は奈良なのに 見慣れた京都っぽい。 !!!

枯山水庭園といっても 石を使うことなく 白砂 と 曲線や直線で刈り込まれた さつき が

美しく調和しています。

今の季節 新緑の中に控え目のさつきの赤が彩りを添えています。

 

 

 

 

 

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