“ 四季彩華 ・・・・ 本薬師寺 アメジストの妖精 ”
投稿日:2015.09.29
こんにちは。
千里店 検査の中村です。
朝夕はめっきり涼しい(寒い)季節になりましたね。
そんな 初秋の一日。
奈良県橿原市の 「 本薬師寺跡 」 を訪れました。
西に畝傍山 東に香具山を望む のどかな田園風景の中にポツンと残る
「本薬師寺跡」 西ノ京の薬師寺の移建前の史跡です。
今は礎石しか残っていませんが ここには別のものがあります。
その周辺の水田には “ ホテイアオイ ” が咲き誇り
一帯を淡い青紫色に染めて涼しげな風景が広がります。
爽やかなホテイアオイの海 ・・・・ 廃墟のロマンを誘う景観です。
ホテイアオイとはあまり聞きなれない言葉ですが
皆さんも見たことがある 水槽で茎がぷくっと膨らんで浮いている水草のことで
ホームセンターやペットショップなどで見かけるやつです。
これが大群となるとこうなります。
別名 ウォーターヒヤシンスと素敵な呼ばれ方をしています。
P S
ホテイアオイには二つの顔があります。
「アメジストの妖精」
涼やかな優雅で美しい花。
「青い悪魔」
この一見美しい花にも実は手放しで愛でられない暗部も。
その旺盛な繁殖力から自然環境を悪化させる要注意外来種に
指定されているとのことです。
悪魔か妖精か。 ・・・・ 意見の分れるところです。
私的にはもちろん妖精ですが。