こんにちは 。
ナサホーム梅田店です。
今回はマンション区分所有者の固定費についてお話させて頂きます。
マンションを購入検討する際、住宅ローンの支払い以外に必要な月々の固定費がございます。
マンションの居住者には管理費・修繕積立金というものが月に一回、支払いが必要となります。
この管理費と修繕積立金がマンションによって金額が異なります。
築年数がかなり経っているマンションが高いと思われがちですが、全てのマンションがそうではありません。
管理費と修繕積立金は、マンション全体で必要となる金額を算定し、それを総専有面積で割って1平米あたりの単価を計算します。
各区分所有者の負担割合についてはその専有面積によって決まります。
計算式にすると「単価×専有面積」です。
同じマンション内でも専有面積が広いお部屋は支払い負担額が多くなります。
国土交通省が発表しているマンション総合調査をもとに1住戸あたりの相場について見ていきます。
マンション全体の住戸数が少なくなると1住戸あたりでの負担が大きくなるため、管理費が高くなってしまいます。(全てのマンションで同じことが言えるわけではありません)
だいたい30戸を超えるとマンションの規模と負担する住戸の数のバランスが取れて、固定費は抑制されます。
この固定費が平均値、もしくはそれを下回っていることで月々のランニングコストを抑える事ができますが、固定費が安いというのは良いことばかりではありません。
マンションでの暮らしを快適に維持する為にはきちんとした管理が不可欠です。
管理費修繕積立金が少ないと管理すべきところが見えていなかったり、修繕すべきところがそのまま放置されていたりとマンションの寿命に関わります。
マンションの購入を検討する際、管理費・修繕積立金がいくらであるかというポイントは必ずチェックしましょう。