リフォームレポートO様邸~銘木を使った造作家具~
投稿日:2014.08.20
こんにちは!
プランナーの坂元です!
京都のO様邸で造作した家具をご紹介します!
リビングを書斎スペースとして使用されるということで、本棚を造作しました。
家具でよく使用する材料は、ポリランバーやメラミンが多いのですが、
和風がお好みのO様は、『木』を感じる素材をご希望でしたので、
扉や棚板はタモの突板、内部はシナベニヤを使用した、オール『木』です!
どうですか?
落ち着いた雰囲気ですよね!
そしてこの家具のポイントは、窓下にあるカウンターです!
トチの銘木です!!
右側のうねっている部分を『耳』と言い、
この耳が、銘木ならではの雰囲気を演出しています。
表面も、人工ではなかなか表現できない木目で味がありますよね!
さらに、このカウンターを支えている脚をご覧下さい!
この脚は、銘木カウンターをカットして余った部分を使っています。
ただし、キレイにスパっと切っては味気ないので、雰囲気を損なわないよう、加工しています。こだわりです!職人技です!!
こちらは、私が銘木屋さんへ買い付けに行きました。
加工する前はこんな感じです。
割れている部分をカットするため、少し大きめを購入しています。
樹木の種類によって、色や木目が様々で、耳の形状も一つとして同じものはありません。
オリジナルの一枚をリフォームで取り入れてみませんか?