住宅の漏電チェック
こんにちは、技術部の樋口です。
日常の業務では、建物の法令や構造のチェックをしております。
しかし今回は、今住んでいるお家で最近メインブレーカーが遮断したので何か不具合でもあるのかな?と思い、電気工事士でもあるので漏電チェックをしてみました。
メガ絶縁抵抗値の測定器を使用しております。
まずは、お家の分電盤にメインブレーカーと小ブレーカーがあります。
小ブレーカーを1個ずつ測定する為、カバーを取外します。
測定器の黒クリップでメインブレーカーに入線された白線(N)接地側をつまみます。(グリーンのアース線をつまむ場合も同じ)
測定する小ブレーカーをOFFにして黒線(L)非接地側に測定器の赤スイッチを押して続して測定します。
※漏電状態の場合は、測定器の針が数値0に近づきますが、問題のない時は測定器の針は無限大∞となります。
今回、小ブレーカーを全て測定しましたが、漏電箇所は見つからなかったのでひとまず安心しました。
でも、今後もなぜメインブレーカーが遮断したのか?
よくあるのは外部照明で漏電していることがありますが、屋根の下なので雨水に接触していません。
検討課題として答えを探そうと思いますが、最悪不明な場合は関西電気保安協会に聞いてみます。